アミザーデの魔法2017

第18回アミザーデサッカー大会について書きます。

アミザーデサッカー大会とは

「障がいのある人とない人がサッカーを通してふれ合い、互いに理解を深め、認め合うことでアミザーデ(友情)の輪を広げることを目的にしたサッカー大会」

特筆すべきは今年で第18回になること。18年前からこういった趣旨の大会を継続しているのは滅多にない。

第18回アミザーデサッカー大会には以下の団体・個人が参加しました。(抜けてたらすみません…)

・新潟PALRABOX(障害・健常問わず活動しているサッカーチーム)

・横浜BAYFC(横浜で活動するCPサッカーチーム、自分はBAYのサポートメンバーとして帯同させていただきました)

・水沼貴史さん(サッカー界の重鎮。中・高・大・プロで日本一に輝いているのは水沼さんくらいだと思います)

・カターレ富山(3名の選手が来てくれました)

・富山第一高校男子サッカー部(全国大会常連チーム、全国制覇も記憶に新しい)

・富山第一高校女子サッカー部(最近の女子高生サッカーうますぎです。OGも参加されていました)

・チーム富山(富山連合軍?)

・星稜大学学生(アダプテッドスポーツを学ぶ岩岡ゼミの学生たち)

・子供たち(もはや主役になりつつある)

・スタッフ(岡島さんファミリー、ケンさんファミリーを筆頭に毎年本当に素晴らしい環境を用意してくださっています)

アミザーデの魔法

去年の第17回大会でもブログを書きました。→http://foot-inclusion.yokohama/未分類/123/

「本来のサッカーの楽しさを思い出すことができました」

これはカターレ富山の選手が最後にみんなに伝えた言葉。

今2020年パラリンピックに向けて、障害者との交流といった趣旨の大会が増えている。はじめましてから始まり、終わる頃には打ち解けていることで心のバリアフリーが進む。

障害者チームとしては競技の普及になるし(大切)、参加者は貴重な経験を持ち帰り人生の糧となる。

どんどんこういったイベントが多発すればいいと思う。障害との接点は多ければ多い方がいい。ソフト面もハード面もバリアフリーが進むはず。その結果生きやすくなる人は確実に増える。

アミザーデは交流の目的で始まっていて、確かに交流をしているのだけれど、OB会といった雰囲気に近い。なんとなく。

お互いがお互いを知った仲で、久しぶりにあった旧友と純粋にサッカーを楽しむ。子供たちも毎年大きくなって、誰かしらが赤子を抱いてる(笑)

スタッフ、新潟パラボックス、横浜BAYFC、水沼貴史さんなんかは毎年会っていてアミザーデを心から楽しみにしている。水沼貴史をタカちゃん呼ばわり(笑)

そこには障害健常、男女、大人子供の線引きが非常に曖昧なインクルーシブな空間が広がっていた。

その空間を共有した子供、高校生、大学生は価値観が変わっているはず。

今多発しているインクルーシブフットボールのイベントが単発でなく、第2回、第3回、第10回と継続することで、「サッカー仲間との待ち合わせ場所」になっていってほしい。(パラリンピック終わっても!)

「障害理解のために楽しむ」というのが鼻につく人も中にはいると思うしSNS上でそういった意見を目にすることもある。けれど、それでも続けて付加価値が雪だるま式にくっついた先に生まれる空間があるということをアミザーデサッカー大会が教えてくれた気がする。

サッカーだけじゃなくていい。アミザーデのような空間が日本中にあれば、今自分が仕事として関わっている重度心身障害者の生活環境も変わるはず。

隣にいる人とコミュニケーションをしっかり取ること。遠回りのようで近道。複雑なことはない、いたってシンプル。その人が耳が聴こえなくても目が見えなくても身体が動かなくても。

コミュニケーションの方法はサッカーボールが教えてくれたりする。サッカーが国境も言語も超えるんだから、障害の有る無しを超えられないわけないよね。

2020年までに今開催されてるイベントがみんなの心の待ち合わせ場所になれば流行に関わらず継続するはず。

そんな待ち合わせ場所としてのイベントに育て上げれるかの企画者の体力、地頭力、想像力が未来を左右するとおもう。

残り時間は少ない。発展のために力になれるなら声をかけて欲しい。

もっと知りたい。もっと楽しみたい。もっと仲間になりたい。

そんな第18回アミザーデサッカー大会でしたとさ。

ちなみに子供たちにボールタッチを教えてきたよ。

来年までにみんなネックキャッチできるようになってるかなー。

今から楽しみ。

 

 

ソーシャルフットボールを体感して見えたもの


先日、FCポルト(横浜のソーシャルフットボールチーム)の練習に参加してきました。ソーシャルフットボールについて書きます。

ソーシャルフットボールとは、精神障がいを持った選手がプレーするフットサルで、基本的には通常のフットサルのルールに準じているが、女子選手を含む場合に限り、最大6人がコートに立つことができます。現在、全国で100以上のチームが活動しているようです。

100以上のチームというのが障がい者サッカーの中でもかなり多いと感じました。CP(脳性麻痺者)サッカーのチームは全国で10チームほどしか知りません。なぜだか。
少しかたい話をします。

日本の障害者には
身体障がい者が約400万人。
知的障がい者が約75万人。
精神障がい者も約400万人。

身体障害の年齢階層別の内訳は、18歳未満1.9%、18歳以上65歳未満28.8%、65歳以上68.7%(超高齢社会だからね!)であり、スポーツをする年代が約30%の約120万人。しかも身体障害は視覚障害(ブラインド)、聴覚障害(デフ)、肢体不自由(アンプティ、CP、電動車椅子)、内部障害と分かれていきます。

そして、精神障害の内訳は、「気分障害(躁うつ病など)」32.3%、「統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害」18.7%、「神経症性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害」19.6%、「てんかん」7.3%、と種別はありますが、ソーシャルフットボールとして一括りになっています。

しかも、年齢階層でいっても18歳〜65歳が56%と、若い人が多く、そりゃ絶対数が多いわ!というのがソーシャルフットボールです。

そしてFCポルトの練習に参加して感じたことは、誤解を恐れずにいうと「普通」ということでした。

側から見ても健常者との違いはなく、練習中にコミュニケーションを取っていても違和感を感じません。

この「普通」が当事者にとっての高い壁なのだと強く感じました。

人知れず苦しい時間を過ごされていることが多いのだと思います。

鬱なんかは根性論でどうにかなる問題でなく脳の障害です。頑張ってどうにかなる類の問題ではありません。

精神障害には「寛解」という状態があります。

寛解とは、病気の症状がほとんどなくなったものの、完全に治癒したわけではない状態。再発しないように、様子をみていく状態のことをいいます。そして、この寛解の段階が一番再発しやすい時期でもあります。

精神障害者にとってサッカーのように身体を動かすことは非常に有効であり、チームプレーや仲間とのコミュニケーションがいい作用もすれば、時によって負担になることもあると思います。

ソーシャルフットボールを治療の目的で始めるプレーヤーもいるかもしれません。しかし、精神障害者のコミュニティに属し、チームメンバーに仲間意識が芽生えるでしょう。実際ポルトは雰囲気が非常によく、チームとしてまとまっていました。

しかし、障害がなくなり、障害者手帳をもたなくなったら公式戦の出場権はありません。その葛藤が根底にあるのがソーシャルフットボールなのかなと感じました。

このことに関して自分は思いを馳せることしかできません。かつデリケートな話題であり、このブログで気分を害する人もいるかもしれません。自分が感じたことを少しだけ書かせていただきました。

プレーヤーの話をもっと聞きたい。もっと一緒にボールを蹴りたい。そう思った1日でした。

今月に愛媛でソーシャルフットボールの全国大会が開催されます!2年に1回です!

パラキートさんのブログにすごい分かりやすく書いてありますのでこちらもチェックしてください!スポーツとしてアスリートとして障害者スポーツにスポットを当てた良記事ばかりです→http://okina-para-sports.hateblo.jp/entry/2017/10/15/042651

FCポルト、関東を代表して頑張ってきてください!! 

障害者サッカーを切り口に障害を若い世代に伝えていきたい。障害に関する情報を知ることで、世の中の1人1人が少しずつ幅を拡げれば、心のバリアフリーは確かに進みます。

学校やサッカーチームなどで浅井の話を聞かせたいという人がいましたらご連絡ください。

福祉✖︎FOOTBALLの授業

九段中等教育学校2年生に向けて総合の授業として「福祉✖︎FOOTBALL」のテーマで話をしてきました。

 

この授業をするにあたって今回は多くの人の協力を得ました。この場を持ちまして感謝申しあげたいと思います。

中学時代の同級生にインタビュー、各障害者サッカーを通じて障害の話をする、生活支援員という仕事について、など自分だけの視点だけでは語り尽くせませんでした。

中学時代の同級生として柏木幸英、上原由美、高橋忠明、鹿島良太の4名。自分たちが大人になった時のことイメージ湧いてくれたと思います。

森崎さんからはテーマのアドバイス。ほにゃららを埋めてもらいました。

 

ALS協会神奈川県支部のみなさんからもアドバイスを頂きました。学生たちはアイスバケツチャレンジに大変興味があり、お陰様でALSについてもお伝えできました。

デフから仲井健人さん、ブラインドから落合啓士さん、CPから戸田哲也くん、佐々木周也監督、アンプティから新井さん、ソーシャルからシカやん、電動車椅子から三上さん、FID(知的障害)からは稲葉監督と各方面からご協力を頂きました。

 

「今までの総合の授業でこんなに生徒が前のめりに聞いたことはない」と有難いお言葉。

自分が働いている施設の利用者さんにも、「車椅子の方を見かけた時に気にしてほしいこと」などを話してもらいました。内容は施設利用者の自治会で話し合われたこと。

 

たくさんの想いが詰まった授業、中学生にしっかり伝わったと思います。

みんなが電動車椅子にのれば同じ環境でプレーできるよ、みんながアイマスクをつければフラットだよ。デフの練習に行けば聞こえてる人が障害を感じるんだよ。

障害は外的要因ってこと、みんなの気持ちの中に障害があるってことすごい伝わったと思います。

そして、フリースタイルフットボールでみんなが一つのことを楽しめる共通項があるってことを突き付ける⚽️

最後にこのような機会を作って頂けた岩瀬俊介先生(ゴマキさん)!また機会あれば呼んでくださいm(_ _)m

 

小学校〜大学、サッカーチームでの講演の依頼お待ちしてます→cube_toru@yahoo.co.jp

指先のファンタジスタ

本日川崎ラチッタデッラにあるフットサルショップRODA、THE CAMP cafe&grill、adidas FPの5周年パーティー!

障害者サッカーの電動車椅子サッカーがコラボで出演するとのことで行ってきました。

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電動車椅子サッカーからは横浜クラッカーズの三上勇輝選手、紺野勝太郎選手がチームを代表して参加されていました。

電動車椅子サッカーは7号球でだいぶでかい!!そのボールで選手と対面パスや、電動車椅子サッカーのルールを取り入れてのフットサルの試合を参加者が体感!

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参加者はボールのでかさに驚きながらもわいわいエンジョイして電動車椅子サッカーの深さを感じてる様子でした。

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自分自信、何回か電動車椅子サッカーを観ていたけど、実際に自分が動いて面白さが身に染みて分かりました。

サッカーに限らない。何事も体感しなけりゃいかん。電動車椅子サッカーの試合の見方が全く変わるな。

電動車椅子サッカーのルールの2on1は男女MIXのフットサルに取り入れたら相当面白くなると感じました。

日本代表の顔、三上勇輝、これからの日本を背負う紺野勝太郎とビール呑んで作戦会議。

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来年1月21日に横浜ラポールで大会があるとのこと。サッカー好きはまず観てください!

自分はフリースタイルフットボールを通じて同じサッカーボールを蹴る仲間っていうのを伝えていきたい。

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三上さん、オレはあんたのことおっさんだと思っていたよ。

何これ⁉︎”温かい熱”の正体

【第40回戸塚区民まつり】

今年7月に戸塚駅直結トツカーナB1Fにオープンした「ダンススタジオUNISTA」で球舞も出演してきました。しかも新メンバーSakuraと!中1女子!

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天気に恵まれた上に、お客さんたちにも恵まれ楽しく愉快にパフォーマンスすることができました。球舞Sakuraを今後も宜しくです!
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川和高校サッカー部の阿部先輩も応援に来てくれました。超ありがとうございます!!

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デッカちゃんです♪
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そしてラストUNISTAの生徒さんたち、インストラクター達のステージに何か”温かい熱”を感じた。
よくあるキッズダンスの発表会、それを教えている先生たちのダンス。
大きく特別なことはないステージなはずなのになんだか”温かい熱”。何これ!?

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イベント終了後のスタッフの話を聞いてその正体が少しわかった気がした。

7月にオープンをしてダンス初心者のキッズが多くいる中、途中で泣いて投げ出しそうになる子もいたらしい。

引っ込み思案で自分からは発信をしなかった子が、できないことを悔しいと思い、先生に質問をするようになったことに先生は子供の成長を感じたという。

本番までにはとても間に合わないと半ば諦めそうになっていたが、子供達は家で猛練習をしてきて本番直前に急成長したそうだ。

そして本番、産まれて初めてのステージが超満員の観客席。緊張して動けなくなっても不思議じゃない。

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緊張した面持ちのキッズたちは、普段聴き慣れた音楽が流れると小さい体をおっきく動かして練習の成果を惜しみなく魅せつけていた。

それを見守るスタッフの目には涙。ミスやズレなんか小さなことはどうでもよくて、ステージに立つだけで凄いこと。

感じた”温かい熱”は観客の数でも、やけに強い日差しのせいでもなくて、想像を超えてきたキッズダンスとそれに感動している先生、親御さんたちが出していた。

たくさんの練習と緊張のステージを乗り越えて子供達は自信を手にしたようだ。性格が変わったようにカメラに映りたがる子供達。

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子供が達成感を味わって自信をもつこと。ダンスを通して成長すること。これって自分がサッカーボールを通して伝えていきたいこととそっくり!

そんな経験をサッカーキッズに味わってもらうべく、球舞塾in横浜をまた企画しますよ!

そんなダンスもフリースタイルフットボールも習うことができるUNISTA要チェックです!特筆すべき点は障がい者クラスがあるとこ!子供が障がい理解を楽しんでできる場になったらいいなぁ。

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UNISTA HP→http://dance-unista.com/