交流ツールとしての障害体験

「社会福祉法人同愛会」。自分が勤めている法人です。https://www.douaikai.com/

既存のサービスに沿うのではなく、「必要なモノ・コト」を提供しようというマインドのもと未踏の仕事を創ってきた歴史があります。

それは時にはどのサービスに当てはまらなかったものもありました。現在のグループホームというサービスはその中の一つです。

同じ理念の下働く仲間をお誘いし、先日フットサルをしました。

初心者が8割方のなか、全員が楽しい時間を過ごすことができるよう練習メニューを考えてみました。

今までの「福祉×FOOTBALL」の活動で得た経験を活かし、障害体験ができるような練習メニューや準備運動を取り入れた結果、普通のフットサルにはなりませんでした(笑)

前回のミキサーでブラインドサッカーの落合さん池田さんに教わった体験も取り入れてみました。うまくいかない楽しさをみんなで感じることができたのではないでしょうか。

試合でも今までに試したことのない形でブラインドルールを取り入れたところ、カオスな空気が生まれめちゃくちゃ笑った。

はじめましての人がほとんどのフットサルでしたが、横の繋がりがたくさん生まれた時間でした!

こんな交流のツールとしてのフットサルなんていかがでしょう?

ここから「配慮」を世界に向けて

平成最後のミキサーが終わりました。

「理想の社会縮図をコート上に作りたい」と思ってやってきました。

全然まだまだで何が必要なのかも自分自身分からないけれど、参加者のみんなからヒントを受け取ることができました。

サッカー好きが集まって一つのボールを蹴ることで、「楽しかった」という気持ち以上の感覚になった。参加した人なら共感してくれるはず。

勝つことは重要じゃなくて、ボールを通じてコミュニケーションを取る楽しさをみんなが体感できていた。そんなサッカーがあってもいいよね。

 

社会には多くの規制がある。ミキサーにもルールという規制をたくさん設けました。

浮き玉NG→電動車椅子の人は浮き玉が身体に当たることが事故につながることもある。

ウォーキングフットボール(ランNG)→多様な人がいるからフィジカルをフラットに

各チームにキャプテン指名→コミュニケーションを円滑にしてもらう

主審が旗を持つ→聴覚障害の人は笛の音が聴こえづらいから

大きいボールをビニール袋にいれる→電動車椅子の人は大きいボールでプレーするけど視覚障害の人は音がしないとボールの位置がわからない

電動車椅子の人と聴覚障害の人を同じチームにする→モーター音が聞こえないため接触リスクがあるが、味方だと自然と距離を取り合う

全員がボールに触れてからゴールしないと得点にならない→未経験者が置いてけぼりにならないように

経験者は2タッチ→初心者にボールに触れるように

あのコート上には様々な規制がありました。けれどそれは規制ではなく「配慮」。

ぼくらは配慮できないのではなくて配慮の仕方を知らないだけ。

「失敗をみんなで楽しむこと」がこの日みんなから受け取ったヒント。

フットボールを通じた未知なる社会実験がミキサーなのかもしれない。

偽善上等。それを打ち消す信頼関係がある。自分は障害者を差別していると自覚している。けれどそれは「差別」じゃなくて「区別」なんだと言われてまた前に進むエネルギーとなりました。

この川崎AFPから世界に「配慮」が拡がることを夢見て。

ミキサー運営

浅井徹

お初!出張ミキサー!

「‘み’んなで‘気’軽に‘サ’ッカ‘ー’しようぜ」の頭文字を取って「ミキサー」。「混ざり合う」という想いも込めてこう呼んでいます。

そんなミキサーも初開催から1年が経ち、イベントにお呼ばれして開催することとなりました。

障害有無を問わずに子どもが楽しめる場を提供することをミッションとしているNPO法人BLACKSOXが開催している横浜チャレンジスポーツ!にて子供達とフットサルを楽しむ場を作ることとなり、この日に向けてたくさんの準備をしてきました。

初めての試みに色々と苦心しましたが、当日たくさんの笑顔に出会うことができてとてもとても嬉しかったです!

当日は障害者サッカーの選手たちに集ってもらい子供達と一緒にプレイ!⚽️

アンプティサッカーからFCアウボラーダ新井誠治選手

脳性麻痺者サッカーから横浜BAYFC河野和輝選手

デフサッカーから日比秀則選手

デフサッカー元女子日本代表吉原和香奈選手

ソーシャルフットボールからFCPORT鈴木淳子選手

電動車椅子サッカーから永岡真理選手、中山環選手、近藤鉄平選手、石井俊也選手、西川明男選手

にご参加して頂きました!

 

子どもたちからの質問にそれぞれの選手が真剣に回答していてファシリの立ち回りをさせてもらった自分が一番勉強になったかも。

鈴木太郎横浜市議会議員による横浜チャレンジスポーツ!宣言では健常者と障害者のスポーツへのアクセス格差についてのお話が印象に残りました。

NPO法人トラッソスのエアスタジアムとのコラボレーションも実現!トラッソスさんは知的障害、発達障害の方のサッカーチームを運営している法人で、エアスタジアムというバルーン状のフットサルコートを設営することで、子供心をくすぐりまくってます。モトコーチ、臨機応変な対応流石です。

º

ミキサーはというと、、、怪我なく楽しんでもらえて本当によかった…今回の経験と反省を糧にこれからも皆さんに楽しんでもらえるようフットサル企画していけたらと思っています。

ゆりなちゃんもサッカーをプレイ。

横浜クラッカーズの電動車椅子体験は毎度大盛況ですごい!

かけっこ手加減なし!

手動車椅子でもプレイ!

次回の横浜チャレンジスポーツ!は5月26日に南区清水が丘公園体育館にて開催予定とのことです!

【障害の有無を問わない日に向けて】

球舞として出演した横浜チャレンジスポーツ!。パフォーマンスにクリニック、フットサルを楽しんできました。たくさんの笑顔に囲まれてハッピーな空間に自分もU–taroも大はしゃぎ。

横浜チャレンジスポーツ!は全ての子ども達にスポーツの楽しさを伝えるイベント。

横浜チャレンジスポーツ!HP→http://www2.odn.ne.jp/cat03720/blacksox/YCS/YCS.html

午前は比較的身体的に重度の障害を持つ方も楽しめるコンテンツが多くありました。

【自分発見プロジェクトstudy in 屋台の森】

国語や算数、理科や図工などの教科を通した感覚遊び。自分が勤めるリエゾン笠間の近くの事業所の方が主催していてびっくり!

自分発見プロジェクトstudy in 屋台の森HP→https://yatainomori.amebaownd.com/

【風船バレー!】

親子で楽しんでいる姿が印象的でした。

【チャレンジテニス!】

BLACKSOXは定期的にこのチャレンジテニスを開催し、たくさんの方に楽しんでもらっているのです。

【ボッチャ】

今では多くの人に認知されているボッチャもたくさんの人が体験していました。

【電動車椅子サッカー体験会】

日頃応援している横浜クラッカーズのメンバーがいた!日本代表三上勇樹も体験者に優しくレクチャーしていました。自分で車椅子操作が難しい方も速度調整や広い空間があることで電動車椅子の操作を楽しまれていました。自分の意思で移動できた喜びって計り知れないなぁ。。

横浜クラッカーズHP→http://yokohamacrackers.iinaa.net/

【パラアスリート秦由加子選手】

パラトライアスロン日本代表の秦由加子選手。子ども達との交流を楽しまれていました。また、手話も上手で驚き!またどこかでお会いできたら嬉しいです。

【鈴木太郎横浜市会議員のチャレンジスポーツ宣言】

球舞が横浜チャレンジスポーツ!に出演するきっかけを作ってくださった鈴木太郎さん。福祉分野への造詣が深く広いフェーズで福祉を推し進めてくださっている方です。

鈴木太郎横浜市会議員HP→http://suzukitaro.com/

【トラッソスによるサッカーエアスタジアム】

東京にある知的障害者サッカーチームのトラッソスによるアトラクションコンテンツ!これは子どもが喜ばないはずがない(球舞メンバーも大喜び)!これから一緒に何かできたら面白いなと感じております。

NPO法人トラッソスHP→http://tracos.jp/

【球舞】

球舞はパフォーマンスとリフティングクリニックを!ボールを使った準備運動やボール取りゲームやドリブルリレーなどやらせて頂きました。技を成功させたキッズもたくさん!「失敗してもいいからチャレンジすることが大切」ってことが少しでも伝わったていたら嬉しいです。

球舞HP→http://www.cube-mau.jp

以上のように盛況に終わった横浜チャレンジスポーツ!。

障害者が参加できるイベントが増えたことはとてもいいこと。ここに至るまでにもたくさんの時間と努力があったはずです。

欲を言うならば、障害をもつ人が楽しめる場があることの先に「それが当たり前」であってほしい。「障害者も来ていいよ」という集客ではなくて、ハード面はまだしも(車椅子の方が来れるハードは最低限必要)、せめて運営者やその場に集まる参加者のソフトの部分、つまり心のバリアフリーはどこにでも用意されていて欲しい。自分はそのために学校などでFOOTBALLを通して心のバリアフリーを伝えたいと活動しています。

横浜チャレンジスポーツ!の主催しているNPO法人BLACKSOXの理念は競技こそ違えど、人に対するスタンスに共感する部分が多くありました。

横浜チャレンジスポーツ!の開催目的を以下に引用します。↓

開催目的 ミッション(めあて)

〇 様々な障がい児・きょうだい児・スポーツに親しんでいない健常児 みんなで一緒に『やってみる』『見てみる』を体験してもらい、全ての子ども達の生活の中にスポーツを通じ笑顔のある日々の定着を目指す。

〇 スポーツ・ボランティア未経験、障がい児者と接するのに慣れていない主に健常児親子・学生に『お手伝い』のコツの研修・実践の機会とし、コミュニケーションのルールや共感力を育む。

〇 子ども達がスポーツ選手・障がい者選手(パラリンピック選手)と触れることで相互理解、共感力を育む機会、応援するきっかけを作る。

〇 各スポーツ団体・選手の「様々な障がいを持つ子ども達への対応、健常児との関係性」などの情報交換、共有の機会を作り、子ども達の新しいスポーツ環境の整備を促す。

〇 学校・各区スポーツ協会・地域スポーツ団体などと連携し、事前研修・打ち合わせを定期的に開催。運営などに携わってもらい継続した地域スポーツコミュニティ・シビックプライドを醸成するきっかけとする。

全ての子ども達に『楽しい』『またみんなに会いたい』『またスポーツがしたい』と思ってもらう。

あくまで対象は「全ての子ども達」。そしてイベント開始前にボランティアさんを対象にブラインドサッカー研修をしていました。そしてボランティアさんには同じ場所で手伝いをしてもらうのではなく、各アトラクションをローテーションで回り、多くのコンテンツの手伝いを通してたくさんの気づきをボランテイアさんに提供していました。

ブラインドサッカー buen cambio yokohama HP→http://buencambioyokohama.com/

つまり、人手としてボランティアを募集しているのではなく、社会を良くしていく人を育てるという視点でボランティアを募集しているのです。今回小学校の先生が前日飛び入りでボランティア参加したようです。他のイベントでこれほどボランティアの成長を視野にいれたイベントがあるでしょうか。この先生には是非経験したことを学校の子供達に還元してもらいたいです。

イベントのためのイベントで終わらないところに横浜チャレンジスポーツ!の価値があると思っています。自分が携わっているミキサーもそういったイメージで運営をしています。

「障害の有無を問わず」という言葉をいれないとまだまだ障害を持った人は参加してはいけないのではないかと感じてしまっているように感じます。自分はフットボールでその壁を壊せる、人と人を繋いでいけると本気で思っております。

パスを繋ぐチームプレー、相手を考えたパス、本気でも緩くても楽しめるサッカーという身近なスポーツ。フリースタイルフットボールを通して心のバリアフリーをこれからも進めていけたらいいなぁ。

横浜チャレンジスポーツ!のようなイベントは本当に大切。次回も告知しますので、皆さん一緒に楽しみましょう!

NPO法人BLACKSOX HP→http://www.blacksox.jp

待ち合わせ場所〜第19回アミザーデ〜

 障害者スポーツへの関わり方についてゲストスピーカーとして呼ばれた時のことが先日記事としてアップされました

http://keiokfa.wp.xdomain.jp/2018/09/18/eventreport-talktime/

 

 

この中で僕が「2020年までに待ち合わせ場所をたくさん作っておくべき」みたなことを言っています

 

僕がそのように思うバックボーンがアミザーデサッカー大会

 

 

何が普通のイベントと違うのかうまく言葉にできないのですが

 

 

思いきり楽しむことが恩返しになっているというか

 

 

 

閉会式が異様に悲しいというか

 

 

 

人との距離感が勝手に近いというか

 

 

他人が他人の気がしないというか

 

 

 

昔からのチームメイトだったかのような

 

 

なんて言ったら分からないのだが、障害の有無は関係ないというのはもうすでに当たり前で、当たり前のように参加者がサポートし合っていて、日々追い求めているものが形としてそこにあるような。

 

 

毎年アミザーデでリセットとスタートを同時にして

ヒントとエネルギーをもらって前に進める

 

 

 

将来に希望がもてて

 

 

 

恩を返したくなるような

 

 

 

そんなサッカー大会に自分が参加させていただいているのも横浜ベイFCの皆様のおかげです

 

 

なんだか今アミザーデの余韻でそわそわしています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この気持ちを言葉にできるように

これからも行動あるのみ(語彙力ないだけ)

インクルーシブ球舞塾!

フリースタイルフットボールを始めて13年、福祉を志して15年。車椅子上でネックキャッチ成功させてる人を初めて見た


完全に想像を超えてきた瞬間。

球舞塾戸塚校@UNISTAを開催しました。参加条件は「老若男女、障害有無問わず」。4歳〜50代まで、幅広い方々に参加していただきました。

4歳児が3人も参加してくれました。親御さんとワンセットになってもらうことで親子交流になったのでは。

知的障害(程度は全く知らないので)を持つ方も7名ほど。ゆっくり分かりやすく、動きで伝えることで全員が分かりやすかったのでは。

聴覚障害を持つ横浜ろう学校の生徒も3名参加していただきました。手話通訳をつけることや紙に書いて伝えることで、健常の子供たちはコミュニケーション方法を肌で感じることができたのでは。

障害を持つ人は、イベントに参加するとき守られるような対応が多いのではないかと思います。だけど今回は彼らにも「小さな子供も参加するので配慮をお願いします」と参加前にお願いをしました。

誰かに向けた配慮は違う誰かの役に立ってるかもしれません。矢印の向きは一方向でも双方向でもなくて、色んな向きにむいてるけど遠くからみるとまとまりがある。みたいな。

また、球舞塾を共催してくださっているUNISTAは障害者クラスがあるユニバーサルスタジオです。健常の子と一緒にレッスンを受けることが難しいためクラス分けをしているので、子供たち自身は交流がなかなかありません。

今回のようにサッカーを楽しむついでに障害を持つ人と交流する機会があれば、ダンスも踊れてリフティングもできて、インクルーシブな感覚も持てる超かっこいい大人になるのでは⁉︎

戸塚近辺の会場探しに毎度難航しています(良いとこありますかー??)決まり次第次回のご案内をさせていただきます。

あー楽しかった!

障害者サッカー選手の自立について考える

障害者サッカー選手の「自立」について考えてみた。

自分は重度障害を持つかたの支援をしていて、施設においての自立について誰かに伝えるときに良く使う例えがある。

身体機能が同じAさんとBさんがいるとする。

“Aさんは更衣動作が自立していて、2時間かけて自力で着替えることができます。疲れてしまうので昼食の時間まで休憩をとるのが日課です”

“Bさんは介助者に着替えを手伝ってもらい、15分で更衣を終えます。介助者に手伝ってもらい10分で整容を終えます。朝食を終えて仕事に出かけました”

この2人のどちらが自立しているか考えてもらう。どちらが正解か断定はできないが、Aさんはこの1文の中に目的が明示されている。「着替える」が目的だ。

Bさんはこの1文のなかに「仕事にいく」という目的のために、介助者を使っている。なんのために仕事にいくのかという目的に接続されていく。

Bさんの方が何となくわくわくする。

障害者サッカーの当事者(スタッフ含む)にとっての目的は多様だ。少年サッカーもしかり。勝つためと言い切るチームは減っている。人間教育の面が幅広く認識されてきている。

「交流」「リハビリ」「健康維持」「気晴らし」「社会復帰」「社会貢献」「日本代表」…等。

個人の目的をそれぞれが達成するだけでいいわけではないのがチームであり、チームとしての目的をすり合わせるのが難しい作業だと思う。

例えば電動車椅子サッカーの選手は上記のBさんに当たる人が大半であり、「サッカーをする」という目的においては自立している人であり、何のためにチームに所属しているのかという目的に接続されていく。

ただし、チームという社会集団に所属する限り社会性が必要であり、“義務も責任も生じる”。「手伝ってもらう」と「自分でやる」の境界線が人それぞれであり、曖昧になりやすい。

競技によっては障害の幅が広い。

例えば、デフやブラインドやアンプティなどは「聴こえない」「見えない」「片足がない」など“ある程度“(強調)条件が横一線になるサッカーもある。

一方、脳性麻痺者サッカー、精神障害者サッカー、電動車椅子サッカー、知的障害者サッカーは障害の幅も症状も生活環境も比較的それぞれであり、かつ見えづらい(クラブチームと日本代表とでは区別すべき)サッカーもある。

その曖昧さがチームとしての目的に向かうときの難しさや意識の差に表れるのだと思う。

チームとしての目的をはっきりさせたならば、それぞれの選手がその目的に寄せていくような誠意・行動を心掛けること。自分のチームのバランスを各々の選手が俯瞰できるような仕組みにすることが大切だと思う。

「ここは甘えだよね」「これは自分たちでできるよね」「そこは無理することない」など。

それはモチベーションビデオかもしれないし、優れた指導者やリーダーの存在かもしれないし、話し合いの積み重ねかもしれない。

それぞれの自立の上に謙虚さと心の豊かさを持って、仲間と同じ矢印に向かえたら素敵。

あくまで個人の考えなので多々誤解されるようなこと書いてあると思いますが悪しからず。ご意見や感想聞かせていただけたら嬉しいです!

みんなで気軽にサッカーしようぜ

とても心地がよかった。濃密な2時間。

障害者サッカーと初めて関わったのはいつだったかは曖昧。多分7歳とかそのくらいに父親が勤めていた知的障害者施設で暇でボールを蹴っていた時、お兄さんに相手をしてもらったことを薄らと覚えている。今思えばその人はその施設の利用者だったのだと思う。

 

小学校4年生の時、その知的障害者施設でのサッカー大会にも参加させていただき、ちやほやされたのが嬉しかった。

 

大学受験の時はその記憶が残り、福祉の現場で働くことを決めていた。周りは高校2年生で就職先をイメージするのは難しかったかもしれないけど、自分は当たり前のように迷わなかった。今思えばサッカーに導かれた進路だったのかもしれない。

 

フリースタイルフットボールを始めたころに父親の提案でその知的障害者施設でサッカー教室をやらせてもらった。拙いパフォーマンスもして、リフティングもみんなでして、最後に試合をしてとても楽しい時間だった。

 

社会人になり、職場の先輩のお子さんが知的障害者サッカーチームに所属しており、合宿に誘われ帯同した。それが6、7年前だと思う。中度から重度のプレイヤーもいて、勝ち負けではない、ボールを一緒に蹴る楽しみを味わうサッカーを知ることができた。

 

社会人になるまで知的障害者サッカーとしか関わりがなかった。そこからは人とのつながりを頼りに様々なサッカーを知る事となった。7競技もあるなんて知らなかった。

 

メリメロが障害あるなし関係なしのごちゃまぜサッカーをしていた。中村祥子を入口にデフの友達がたくさんできた。アンプティーサッカーを生でみたのもメリメロだった。新井さん(アウボラーダ)とのパス交換は衝撃を覚えた。

長谷川健の医療福祉職を集めたフットサルチームに所属し、障害者サッカーのチームと練習試合もした。ボスコネクストとの試合でソーシャルフットボールと初めて関わった。

同じく長谷川健のチームスマイルサラダでは障害とか健常とかのくくりすらないサッカーを体感できた。長谷川健は勝手に同志としている。

 

アミザーデサッカー大会では障害を持つ人も、大会を支えるスタッフとも2回しか会ってないのに仲間にしてもらえた。遠い地北陸に多くの仲間ができた。

ショートステイで入所していた野田さん(横浜クラッカーズ)に夜勤中電動車椅子サッカーを教わり、試合の応援に行った。真島さんを紹介していただき、気が合う気がした。真島さんはとにかく熱い男だった。横浜の塚田農場で語りまくった。

フリースタイルフットボール協会主催のブカツの参加者として出会った中村さんは長らくCPサッカーチームASユナイテッドのコーチをしている大先輩だった。手話も気付いたら上級者になっていた。

 

CPサッカーの横浜ベイFCの皆さんには結婚祝いまで頂いた。

ツイッターで同性同名の浅井徹さんを発見し、ミーハー気分でフォローしていたら彼は横浜在住のソーシャルフットボーラーだった。ポルトカップにボスコの応援に行った時連絡を取り合って初対面を果たした。出会い系の待ち合わせを疑似体験した。後日、浅井徹同士のマッチアップも実現した。

そんな彼の相棒である松本力さんはハイクオリティーの障害者サッカーブログを発信している人だった。実際に現場に行き、足で稼いだ経験を沢山ぼくに教えてくれた。

たぶん人に恵まれているんだと思う。そういった仲間との話で自然にでてきた「今度フットサルしましょうよ」から始まった先日のフットサル。

イベントでもなんでもなくて、仲間内を集めて忘年会がてら「みんなで気軽にサッカーしようぜ」って始まった。けど、蓋あけたら「いつか実現できたらいいなぁ」と思っていた人との関わり合いがあった。

みんながすげー笑ってボール蹴ってる。

このコートが社会の縮図となるよう自分にできることをしていきたいと思いました。

みなさん、また気まぐれに声をかけます。たまーにみんなで気軽にサッカーしましょう。そんで呑みましょう。

 

アミザーデの魔法2017

第18回アミザーデサッカー大会について書きます。

アミザーデサッカー大会とは

「障がいのある人とない人がサッカーを通してふれ合い、互いに理解を深め、認め合うことでアミザーデ(友情)の輪を広げることを目的にしたサッカー大会」

特筆すべきは今年で第18回になること。18年前からこういった趣旨の大会を継続しているのは滅多にない。

第18回アミザーデサッカー大会には以下の団体・個人が参加しました。(抜けてたらすみません…)

・新潟PALRABOX(障害・健常問わず活動しているサッカーチーム)

・横浜BAYFC(横浜で活動するCPサッカーチーム、自分はBAYのサポートメンバーとして帯同させていただきました)

・水沼貴史さん(サッカー界の重鎮。中・高・大・プロで日本一に輝いているのは水沼さんくらいだと思います)

・カターレ富山(3名の選手が来てくれました)

・富山第一高校男子サッカー部(全国大会常連チーム、全国制覇も記憶に新しい)

・富山第一高校女子サッカー部(最近の女子高生サッカーうますぎです。OGも参加されていました)

・チーム富山(富山連合軍?)

・星稜大学学生(アダプテッドスポーツを学ぶ岩岡ゼミの学生たち)

・子供たち(もはや主役になりつつある)

・スタッフ(岡島さんファミリー、ケンさんファミリーを筆頭に毎年本当に素晴らしい環境を用意してくださっています)

アミザーデの魔法

去年の第17回大会でもブログを書きました。→http://foot-inclusion.yokohama/未分類/123/

「本来のサッカーの楽しさを思い出すことができました」

これはカターレ富山の選手が最後にみんなに伝えた言葉。

今2020年パラリンピックに向けて、障害者との交流といった趣旨の大会が増えている。はじめましてから始まり、終わる頃には打ち解けていることで心のバリアフリーが進む。

障害者チームとしては競技の普及になるし(大切)、参加者は貴重な経験を持ち帰り人生の糧となる。

どんどんこういったイベントが多発すればいいと思う。障害との接点は多ければ多い方がいい。ソフト面もハード面もバリアフリーが進むはず。その結果生きやすくなる人は確実に増える。

アミザーデは交流の目的で始まっていて、確かに交流をしているのだけれど、OB会といった雰囲気に近い。なんとなく。

お互いがお互いを知った仲で、久しぶりにあった旧友と純粋にサッカーを楽しむ。子供たちも毎年大きくなって、誰かしらが赤子を抱いてる(笑)

スタッフ、新潟パラボックス、横浜BAYFC、水沼貴史さんなんかは毎年会っていてアミザーデを心から楽しみにしている。水沼貴史をタカちゃん呼ばわり(笑)

そこには障害健常、男女、大人子供の線引きが非常に曖昧なインクルーシブな空間が広がっていた。

その空間を共有した子供、高校生、大学生は価値観が変わっているはず。

今多発しているインクルーシブフットボールのイベントが単発でなく、第2回、第3回、第10回と継続することで、「サッカー仲間との待ち合わせ場所」になっていってほしい。(パラリンピック終わっても!)

「障害理解のために楽しむ」というのが鼻につく人も中にはいると思うしSNS上でそういった意見を目にすることもある。けれど、それでも続けて付加価値が雪だるま式にくっついた先に生まれる空間があるということをアミザーデサッカー大会が教えてくれた気がする。

サッカーだけじゃなくていい。アミザーデのような空間が日本中にあれば、今自分が仕事として関わっている重度心身障害者の生活環境も変わるはず。

隣にいる人とコミュニケーションをしっかり取ること。遠回りのようで近道。複雑なことはない、いたってシンプル。その人が耳が聴こえなくても目が見えなくても身体が動かなくても。

コミュニケーションの方法はサッカーボールが教えてくれたりする。サッカーが国境も言語も超えるんだから、障害の有る無しを超えられないわけないよね。

2020年までに今開催されてるイベントがみんなの心の待ち合わせ場所になれば流行に関わらず継続するはず。

そんな待ち合わせ場所としてのイベントに育て上げれるかの企画者の体力、地頭力、想像力が未来を左右するとおもう。

残り時間は少ない。発展のために力になれるなら声をかけて欲しい。

もっと知りたい。もっと楽しみたい。もっと仲間になりたい。

そんな第18回アミザーデサッカー大会でしたとさ。

ちなみに子供たちにボールタッチを教えてきたよ。

来年までにみんなネックキャッチできるようになってるかなー。

今から楽しみ。

 

 

ソーシャルフットボールを体感して見えたもの


先日、FCポルト(横浜のソーシャルフットボールチーム)の練習に参加してきました。ソーシャルフットボールについて書きます。

ソーシャルフットボールとは、精神障がいを持った選手がプレーするフットサルで、基本的には通常のフットサルのルールに準じているが、女子選手を含む場合に限り、最大6人がコートに立つことができます。現在、全国で100以上のチームが活動しているようです。

100以上のチームというのが障がい者サッカーの中でもかなり多いと感じました。CP(脳性麻痺者)サッカーのチームは全国で10チームほどしか知りません。なぜだか。
少しかたい話をします。

日本の障害者には
身体障がい者が約400万人。
知的障がい者が約75万人。
精神障がい者も約400万人。

身体障害の年齢階層別の内訳は、18歳未満1.9%、18歳以上65歳未満28.8%、65歳以上68.7%(超高齢社会だからね!)であり、スポーツをする年代が約30%の約120万人。しかも身体障害は視覚障害(ブラインド)、聴覚障害(デフ)、肢体不自由(アンプティ、CP、電動車椅子)、内部障害と分かれていきます。

そして、精神障害の内訳は、「気分障害(躁うつ病など)」32.3%、「統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害」18.7%、「神経症性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害」19.6%、「てんかん」7.3%、と種別はありますが、ソーシャルフットボールとして一括りになっています。

しかも、年齢階層でいっても18歳〜65歳が56%と、若い人が多く、そりゃ絶対数が多いわ!というのがソーシャルフットボールです。

そしてFCポルトの練習に参加して感じたことは、誤解を恐れずにいうと「普通」ということでした。

側から見ても健常者との違いはなく、練習中にコミュニケーションを取っていても違和感を感じません。

この「普通」が当事者にとっての高い壁なのだと強く感じました。

人知れず苦しい時間を過ごされていることが多いのだと思います。

鬱なんかは根性論でどうにかなる問題でなく脳の障害です。頑張ってどうにかなる類の問題ではありません。

精神障害には「寛解」という状態があります。

寛解とは、病気の症状がほとんどなくなったものの、完全に治癒したわけではない状態。再発しないように、様子をみていく状態のことをいいます。そして、この寛解の段階が一番再発しやすい時期でもあります。

精神障害者にとってサッカーのように身体を動かすことは非常に有効であり、チームプレーや仲間とのコミュニケーションがいい作用もすれば、時によって負担になることもあると思います。

ソーシャルフットボールを治療の目的で始めるプレーヤーもいるかもしれません。しかし、精神障害者のコミュニティに属し、チームメンバーに仲間意識が芽生えるでしょう。実際ポルトは雰囲気が非常によく、チームとしてまとまっていました。

しかし、障害がなくなり、障害者手帳をもたなくなったら公式戦の出場権はありません。その葛藤が根底にあるのがソーシャルフットボールなのかなと感じました。

このことに関して自分は思いを馳せることしかできません。かつデリケートな話題であり、このブログで気分を害する人もいるかもしれません。自分が感じたことを少しだけ書かせていただきました。

プレーヤーの話をもっと聞きたい。もっと一緒にボールを蹴りたい。そう思った1日でした。

今月に愛媛でソーシャルフットボールの全国大会が開催されます!2年に1回です!

パラキートさんのブログにすごい分かりやすく書いてありますのでこちらもチェックしてください!スポーツとしてアスリートとして障害者スポーツにスポットを当てた良記事ばかりです→http://okina-para-sports.hateblo.jp/entry/2017/10/15/042651

FCポルト、関東を代表して頑張ってきてください!! 

障害者サッカーを切り口に障害を若い世代に伝えていきたい。障害に関する情報を知ることで、世の中の1人1人が少しずつ幅を拡げれば、心のバリアフリーは確かに進みます。

学校やサッカーチームなどで浅井の話を聞かせたいという人がいましたらご連絡ください。