心のバリアフリーのススメ

これから東戸塚にて打ち合わせがあり、ファミレスでゆっくりしております。

少し時間ができたのでブログ書いてます。

いきなりですが

 

2点

①車椅子ユーザーの電車事情

②身障者用トイレについて

先日利用者とラゾーナ川崎に外出しました。大船→川崎は東海道線と京浜東北線でアクセスでき、ラゾーナが川崎駅直結のため行きやすい。利用者さんも楽しまれていて良い外出でした。

駅員さんには懇切丁寧に案内して頂きありがたかったです。ここでお伝えしたいのは車椅子ユーザーが施設外出などで複数名いるとき駅員に“スロープが必要な人数を伝える”ことをしないと不効率であるということです。

スロープが必要な方=電動車椅子の方or単身車椅子ユーザーかつ乗車の際に不安がある方だったりすると思います。

 

今回車椅子ユーザー約20名にそれぞれ職員が付き添いました。

こちらがスロープが必要な方をピックアップしてお伝えしていなかったため、駅員は利用者全員をスロープで案内しようとしてくださったのです。一回の電車に4名ずつの案内といったペース。

そのため大船駅に到着してから30分~40分後にやっと乗車することができました。自分が乗車を待っている状況を理解したときには時すでに遅しでした。

今回、おそらく一番スムースに移動できたであろう手段は、

ⅰ スロープが必要な方(電動車椅子ユーザー)のみ駅員さんに誘導していただく

ⅱその他の付き添いがいる手動式の車椅子ユーザーは東海道線と京浜東北線に別れて乗車

だったかと思います。

東海道線は時間帯的に混んでいたため各入り口1名が限界でした。逆に京浜東北線は大船駅が始発のため余裕を持って乗車ができたと思います。そうであれば、混み合った車内でも平気な方と不安な方を分けて沿線を分けることも考えられました。

無知により貴重な外出時間を無駄にしてしまいました。反省。きっと駅員さんも車椅子事情が分かっていればベターな提案ができたのかと思います。

もう一つはラゾーナ川崎の身障者用トイレについて。

利用者が身障者用トイレにむかうと閉まっていました。待てど待てど出て来ませんでした。中から物音はするものの、20分ほど待っても出て来ません。そこまで待つと、もう出てくるのではないかという期待から違うトイレに行く踏ん切りがつかないものです。

結局、違うトイレに行きました。トイレを終え、先ほどのトイレ前を通った時にようやく中から新聞紙を抱えたおじさんが出てきました。

一見障害者には見えない障害者もたくさんいますし、一概にただ広々したトイレでゆっくり用をたしたいクソ野郎なおっさんとは決めつけられません。オストメイト(人工肛門)の方だったのかもしれません。

ですので、声はかけられませんでしたがもしも、もしも…もしも!広々とした空間でゆっくりしたいただのおっさんだったとしたら金輪際やめてもらいたい。

 

多目的トイレは広いですが車椅子ユーザーにはそれでも狭いです。この空間を見て「あぁ狭いな」と思ってしまうほどです。

少しずつバリアフリーが整い、新しく出来る施設は使い勝手よかったりします(単身で移動する車椅子ユーザーにはまだまだ不便なようですが)。

講演で伝えることも多いですが、心のバリアフリーがあれば、多少の不便さやハードルは超えられるものです。

もしも!広い空間でゆっくりしたいだけのおっさんだったのだとしたら、、貴重な外出時間をそういった方に奪われたくないのです。

要するに愚痴でしたー!!

おやすみなさい。

脳性麻痺についてのあれこれ

横浜BAYFCの皆さんCPサッカー全日本選手権優勝おめでとうございます!たまにではありますが、普段関わらせて頂いているチームの優勝、心から嬉しいです。

 

 

CPサッカーが話題なので脳性麻痺について少しかきます。

自分が福祉×FOOTBALLのテーマで講義するとき、各競技を入り口にその障害の特性を説明します。

なぜこういったルールがあるのかなどを考えてもらうことはありますが(例えば「なんでデフサッカーでは主審もフラッグを持っているでしょう!?」とか)、基本的に競技についての話はせず、障害について知ってもらうような内容です。

 

 

ですが、ブログですのでCPサッカーについて触れながら。

CPとはCerebralPalsy(脳性麻痺)の略です。CPサッカーのプレイヤーには、出生時や出生後数週間以内に脳に酸素が足りないなどの原因で起こる先天性の人もいれば、交通事故による脳障害や突発的な脳出血や脳溢血が原因の人もいます。

麻痺といっても三者三様で麻痺が起こる部位も度合いも違います。単麻痺(両手足のどこか一肢)片麻痺(左右どっちかの手足)、対麻痺(両下肢)、両麻痺(両手足が麻痺だが比較的上肢が軽い)、四肢麻痺(比較的重度で両手足)

自分が仕事で関わる方が多いのは四肢麻痺で車椅子に乗車されている方です。知的障害との重複障害の方も多くいます。

 

CPサッカーは麻痺の度合い的には歩行や走行が可能な選手であり、歩行が難しい麻痺が強い方は電動車椅子サッカーをされていたりします。つまり脳性麻痺者は全員CPサッカーをしているわけじゃありません。電動車椅子サッカーチーム横浜クラッカーズの三上ユウキはCPです。

ちなみにCPサッカーは車椅子バスケのように、障害の種類や度合いが違う選手のなかである一定の種類の方を1人以上や1人以内などの制約の中でメンバー選考をするというルールがあります。

 

JCPFAのHPより→http://jcpfa.jp/about/

脳性麻痺の方には流暢に話す方もいれば、言語障害を持っている方もいます。言葉が少し聞き取りづらい構音障害を持っている人も多くいます。テレビタレントだとバリバラの玉木幸則さんなんかはそうですね。

 

最初は聞き取りづらくてもだんだん聞き手のチューニングが合ってくれば分かるようになってきます。施設の利用者との会話でもそうですが、わからなかったらちゃんと聞き返すことが大事。分からないのにその場を取り繕う返事は相手に伝わるし、後々の会話で「やっぱあの時伝わってなかったんだな」ってなると思います。

話は逸れますが昔ALSという進行性疾患の方でバイパップという呼吸器をつけている方がいました。その方は球麻痺といって言語障害や嚥下障害が起こる麻痺のため言葉がとても聞き取りづらかったのです。それに呼吸器の「ヒュー!ヒュー!」という音が重なり、中華街の喧騒の中では言葉を聞き取ることは至難の業でした(車椅子を後ろから押しているので口元も見えません。行き先を指示してくれたり、雑談をしながら外出をしていたのですが、自分が話しを先回りして激怒されました。5年かけて築いた信頼は1日でなくなりました。

 

ちなみに脳性麻痺と聞いて健常者は対岸のことと思われるかもしれませんが、日本人の三大疾患の脳卒中(あとガン、心筋梗塞)にかかると身体に麻痺が残ったり、構音障害になることがあります。僕の祖父は脳梗塞後の処置が遅く失語症、両麻痺になりました。つまり高齢になれば身体に麻痺を持つリスクも高まります。

そして個人的に脳性麻痺の先人から多くのことを学んでいます。サッカーからは離れますが障害福祉を切り拓いてきたのは脳性麻痺当事者の功績が大きいのです。1970年代はまだ障害者に対する差別が強烈に残っていて、入所施設も人目がない山奥(やまゆり園もその時期)であり施設というより収容所の色が濃くあったと思います。

公共交通機関も障害者の乗車を拒否するなど世間は車椅子ユーザーや見た目からの差別を普通にしていた時代です。親も障害を持つ子供を外に出さないなど隠す風潮があったため、バリアフリーの視点などはなかったわけです。そこに青い芝の会をはじめとする脳性麻痺者の当事者団体や個人が出てきます。

府中療育センターでのストライキ(新田勲さんや新田絹子さん)や川崎バス闘争(乗車拒否に対してバスの前で座り込みや実力行使をした)で世の中に一石を投じ続けることで現在のユニットケアやバリアフリーに繋がっている。ここら辺は記述するとめちゃくちゃ長くなるので割愛!

障害福祉を仕事にする上で脳性麻痺の歴史から多くのことを学び、プライベートではCPサッカーからたくさんの良い経験をさせてもらっています。横浜BAYFCやASユナイテッド、アミザーデサッカー大会など多方面との関わりを持てていることが本当にありがたく、今後とも関わらせて頂きたいです。

脳性麻痺を部分的にしかお伝えできませんでした。まだまだお伝えしたいことはたくさんありますが、またの機会にしますね。

それではおやすみなさい。

待ち合わせ場所〜第19回アミザーデ〜

 障害者スポーツへの関わり方についてゲストスピーカーとして呼ばれた時のことが先日記事としてアップされました

http://keiokfa.wp.xdomain.jp/2018/09/18/eventreport-talktime/

 

 

この中で僕が「2020年までに待ち合わせ場所をたくさん作っておくべき」みたなことを言っています

 

僕がそのように思うバックボーンがアミザーデサッカー大会

 

 

何が普通のイベントと違うのかうまく言葉にできないのですが

 

 

思いきり楽しむことが恩返しになっているというか

 

 

 

閉会式が異様に悲しいというか

 

 

 

人との距離感が勝手に近いというか

 

 

他人が他人の気がしないというか

 

 

 

昔からのチームメイトだったかのような

 

 

なんて言ったら分からないのだが、障害の有無は関係ないというのはもうすでに当たり前で、当たり前のように参加者がサポートし合っていて、日々追い求めているものが形としてそこにあるような。

 

 

毎年アミザーデでリセットとスタートを同時にして

ヒントとエネルギーをもらって前に進める

 

 

 

将来に希望がもてて

 

 

 

恩を返したくなるような

 

 

 

そんなサッカー大会に自分が参加させていただいているのも横浜ベイFCの皆様のおかげです

 

 

なんだか今アミザーデの余韻でそわそわしています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この気持ちを言葉にできるように

これからも行動あるのみ(語彙力ないだけ)

インクルーシブ球舞塾!

フリースタイルフットボールを始めて13年、福祉を志して15年。車椅子上でネックキャッチ成功させてる人を初めて見た


完全に想像を超えてきた瞬間。

球舞塾戸塚校@UNISTAを開催しました。参加条件は「老若男女、障害有無問わず」。4歳〜50代まで、幅広い方々に参加していただきました。

4歳児が3人も参加してくれました。親御さんとワンセットになってもらうことで親子交流になったのでは。

知的障害(程度は全く知らないので)を持つ方も7名ほど。ゆっくり分かりやすく、動きで伝えることで全員が分かりやすかったのでは。

聴覚障害を持つ横浜ろう学校の生徒も3名参加していただきました。手話通訳をつけることや紙に書いて伝えることで、健常の子供たちはコミュニケーション方法を肌で感じることができたのでは。

障害を持つ人は、イベントに参加するとき守られるような対応が多いのではないかと思います。だけど今回は彼らにも「小さな子供も参加するので配慮をお願いします」と参加前にお願いをしました。

誰かに向けた配慮は違う誰かの役に立ってるかもしれません。矢印の向きは一方向でも双方向でもなくて、色んな向きにむいてるけど遠くからみるとまとまりがある。みたいな。

また、球舞塾を共催してくださっているUNISTAは障害者クラスがあるユニバーサルスタジオです。健常の子と一緒にレッスンを受けることが難しいためクラス分けをしているので、子供たち自身は交流がなかなかありません。

今回のようにサッカーを楽しむついでに障害を持つ人と交流する機会があれば、ダンスも踊れてリフティングもできて、インクルーシブな感覚も持てる超かっこいい大人になるのでは⁉︎

戸塚近辺の会場探しに毎度難航しています(良いとこありますかー??)決まり次第次回のご案内をさせていただきます。

あー楽しかった!

障害者サッカー選手の自立について考える

障害者サッカー選手の「自立」について考えてみた。

自分は重度障害を持つかたの支援をしていて、施設においての自立について誰かに伝えるときに良く使う例えがある。

身体機能が同じAさんとBさんがいるとする。

“Aさんは更衣動作が自立していて、2時間かけて自力で着替えることができます。疲れてしまうので昼食の時間まで休憩をとるのが日課です”

“Bさんは介助者に着替えを手伝ってもらい、15分で更衣を終えます。介助者に手伝ってもらい10分で整容を終えます。朝食を終えて仕事に出かけました”

この2人のどちらが自立しているか考えてもらう。どちらが正解か断定はできないが、Aさんはこの1文の中に目的が明示されている。「着替える」が目的だ。

Bさんはこの1文のなかに「仕事にいく」という目的のために、介助者を使っている。なんのために仕事にいくのかという目的に接続されていく。

Bさんの方が何となくわくわくする。

障害者サッカーの当事者(スタッフ含む)にとっての目的は多様だ。少年サッカーもしかり。勝つためと言い切るチームは減っている。人間教育の面が幅広く認識されてきている。

「交流」「リハビリ」「健康維持」「気晴らし」「社会復帰」「社会貢献」「日本代表」…等。

個人の目的をそれぞれが達成するだけでいいわけではないのがチームであり、チームとしての目的をすり合わせるのが難しい作業だと思う。

例えば電動車椅子サッカーの選手は上記のBさんに当たる人が大半であり、「サッカーをする」という目的においては自立している人であり、何のためにチームに所属しているのかという目的に接続されていく。

ただし、チームという社会集団に所属する限り社会性が必要であり、“義務も責任も生じる”。「手伝ってもらう」と「自分でやる」の境界線が人それぞれであり、曖昧になりやすい。

競技によっては障害の幅が広い。

例えば、デフやブラインドやアンプティなどは「聴こえない」「見えない」「片足がない」など“ある程度“(強調)条件が横一線になるサッカーもある。

一方、脳性麻痺者サッカー、精神障害者サッカー、電動車椅子サッカー、知的障害者サッカーは障害の幅も症状も生活環境も比較的それぞれであり、かつ見えづらい(クラブチームと日本代表とでは区別すべき)サッカーもある。

その曖昧さがチームとしての目的に向かうときの難しさや意識の差に表れるのだと思う。

チームとしての目的をはっきりさせたならば、それぞれの選手がその目的に寄せていくような誠意・行動を心掛けること。自分のチームのバランスを各々の選手が俯瞰できるような仕組みにすることが大切だと思う。

「ここは甘えだよね」「これは自分たちでできるよね」「そこは無理することない」など。

それはモチベーションビデオかもしれないし、優れた指導者やリーダーの存在かもしれないし、話し合いの積み重ねかもしれない。

それぞれの自立の上に謙虚さと心の豊かさを持って、仲間と同じ矢印に向かえたら素敵。

あくまで個人の考えなので多々誤解されるようなこと書いてあると思いますが悪しからず。ご意見や感想聞かせていただけたら嬉しいです!

みんなで気軽にサッカーしようぜ

とても心地がよかった。濃密な2時間。

障害者サッカーと初めて関わったのはいつだったかは曖昧。多分7歳とかそのくらいに父親が勤めていた知的障害者施設で暇でボールを蹴っていた時、お兄さんに相手をしてもらったことを薄らと覚えている。今思えばその人はその施設の利用者だったのだと思う。

 

小学校4年生の時、その知的障害者施設でのサッカー大会にも参加させていただき、ちやほやされたのが嬉しかった。

 

大学受験の時はその記憶が残り、福祉の現場で働くことを決めていた。周りは高校2年生で就職先をイメージするのは難しかったかもしれないけど、自分は当たり前のように迷わなかった。今思えばサッカーに導かれた進路だったのかもしれない。

 

フリースタイルフットボールを始めたころに父親の提案でその知的障害者施設でサッカー教室をやらせてもらった。拙いパフォーマンスもして、リフティングもみんなでして、最後に試合をしてとても楽しい時間だった。

 

社会人になり、職場の先輩のお子さんが知的障害者サッカーチームに所属しており、合宿に誘われ帯同した。それが6、7年前だと思う。中度から重度のプレイヤーもいて、勝ち負けではない、ボールを一緒に蹴る楽しみを味わうサッカーを知ることができた。

 

社会人になるまで知的障害者サッカーとしか関わりがなかった。そこからは人とのつながりを頼りに様々なサッカーを知る事となった。7競技もあるなんて知らなかった。

 

メリメロが障害あるなし関係なしのごちゃまぜサッカーをしていた。中村祥子を入口にデフの友達がたくさんできた。アンプティーサッカーを生でみたのもメリメロだった。新井さん(アウボラーダ)とのパス交換は衝撃を覚えた。

長谷川健の医療福祉職を集めたフットサルチームに所属し、障害者サッカーのチームと練習試合もした。ボスコネクストとの試合でソーシャルフットボールと初めて関わった。

同じく長谷川健のチームスマイルサラダでは障害とか健常とかのくくりすらないサッカーを体感できた。長谷川健は勝手に同志としている。

 

アミザーデサッカー大会では障害を持つ人も、大会を支えるスタッフとも2回しか会ってないのに仲間にしてもらえた。遠い地北陸に多くの仲間ができた。

ショートステイで入所していた野田さん(横浜クラッカーズ)に夜勤中電動車椅子サッカーを教わり、試合の応援に行った。真島さんを紹介していただき、気が合う気がした。真島さんはとにかく熱い男だった。横浜の塚田農場で語りまくった。

フリースタイルフットボール協会主催のブカツの参加者として出会った中村さんは長らくCPサッカーチームASユナイテッドのコーチをしている大先輩だった。手話も気付いたら上級者になっていた。

 

CPサッカーの横浜ベイFCの皆さんには結婚祝いまで頂いた。

ツイッターで同性同名の浅井徹さんを発見し、ミーハー気分でフォローしていたら彼は横浜在住のソーシャルフットボーラーだった。ポルトカップにボスコの応援に行った時連絡を取り合って初対面を果たした。出会い系の待ち合わせを疑似体験した。後日、浅井徹同士のマッチアップも実現した。

そんな彼の相棒である松本力さんはハイクオリティーの障害者サッカーブログを発信している人だった。実際に現場に行き、足で稼いだ経験を沢山ぼくに教えてくれた。

たぶん人に恵まれているんだと思う。そういった仲間との話で自然にでてきた「今度フットサルしましょうよ」から始まった先日のフットサル。

イベントでもなんでもなくて、仲間内を集めて忘年会がてら「みんなで気軽にサッカーしようぜ」って始まった。けど、蓋あけたら「いつか実現できたらいいなぁ」と思っていた人との関わり合いがあった。

みんながすげー笑ってボール蹴ってる。

このコートが社会の縮図となるよう自分にできることをしていきたいと思いました。

みなさん、また気まぐれに声をかけます。たまーにみんなで気軽にサッカーしましょう。そんで呑みましょう。

 

施設について大学生に深く考えてもらってきた

法政大学現代福祉学部で施設入所されている当事者の方と講義をしてきました。

そして今回現代福祉学部での講義とのことでごまちゃんスライド挟んだ。ごまちゃん。

自分は施設で働きながらも、当事者の在宅生活を推進していきたい派なので、だいぶ私見を挟んだ講義をしております。

いい面、悪い面を伝えて判断してほしい。

学生が話を真剣に聴いてくれているのが伝わってきました。

当事者の方には福祉の歴史、差別の歴史、バリアフリーの歴史、一人暮らし体験の話などしていただきました。一番近くにいた自分が一番学んだ!笑

学生の時にこんな話し聴きたかったなという話を今後もしていきたいと思います。

ゼミにも参加させていただきました。個性的!

140枚のリアクションペーパーも読破させていただきました。

次は鎌倉女子大学に行ってまいります。

身体障害の話や障害者サッカーを通じて障害について、学生やチームの選手たちに伝えたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。

 

 

障害講義&リフティングクリニックinFCレアーレ

伊豆で活動するFCレアーレの皆さんに障害者サッカー&リフティングクリニック!

障害者サッカーのルールや現状を知ってもらうのではなく、サッカーという入り口で各障害についての知識をつけて、想像力を持ってもらいたいという想いを込めて講義をしました。

ルールや現状は各種目の専門家の方がちゃんと伝えることができるしね。

ちなみに自分の考える「想像」は、自分が持っている情報を結びつけていくことです。もとになる知識がなければ気遣いもできない。新しい製品を開発するときにマイノリティの視点がなければユニバーサルなものはできない。

障害についての講義とリフティングクリニックが意外と相性がよくびっくりしました。

サッカーを通して得た障害についての知識を、身体を動かしながら体感してもらう。

子供たちがゲラゲラ笑いながらクリニックを受けてくれたのが嬉しかったです。

FCレアーレの子供たちが大人になったときそれぞれの仕事をすると思うけど、皆さんが支える社会にはこんな人たちもいるんだということが頭の片隅に残ればいいな。

レアーレファミリー、そして岡田くんには大変お世話になりました!本当にありがとうございました。

アミザーデの魔法2017

第18回アミザーデサッカー大会について書きます。

アミザーデサッカー大会とは

「障がいのある人とない人がサッカーを通してふれ合い、互いに理解を深め、認め合うことでアミザーデ(友情)の輪を広げることを目的にしたサッカー大会」

特筆すべきは今年で第18回になること。18年前からこういった趣旨の大会を継続しているのは滅多にない。

第18回アミザーデサッカー大会には以下の団体・個人が参加しました。(抜けてたらすみません…)

・新潟PALRABOX(障害・健常問わず活動しているサッカーチーム)

・横浜BAYFC(横浜で活動するCPサッカーチーム、自分はBAYのサポートメンバーとして帯同させていただきました)

・水沼貴史さん(サッカー界の重鎮。中・高・大・プロで日本一に輝いているのは水沼さんくらいだと思います)

・カターレ富山(3名の選手が来てくれました)

・富山第一高校男子サッカー部(全国大会常連チーム、全国制覇も記憶に新しい)

・富山第一高校女子サッカー部(最近の女子高生サッカーうますぎです。OGも参加されていました)

・チーム富山(富山連合軍?)

・星稜大学学生(アダプテッドスポーツを学ぶ岩岡ゼミの学生たち)

・子供たち(もはや主役になりつつある)

・スタッフ(岡島さんファミリー、ケンさんファミリーを筆頭に毎年本当に素晴らしい環境を用意してくださっています)

アミザーデの魔法

去年の第17回大会でもブログを書きました。→http://foot-inclusion.yokohama/未分類/123/

「本来のサッカーの楽しさを思い出すことができました」

これはカターレ富山の選手が最後にみんなに伝えた言葉。

今2020年パラリンピックに向けて、障害者との交流といった趣旨の大会が増えている。はじめましてから始まり、終わる頃には打ち解けていることで心のバリアフリーが進む。

障害者チームとしては競技の普及になるし(大切)、参加者は貴重な経験を持ち帰り人生の糧となる。

どんどんこういったイベントが多発すればいいと思う。障害との接点は多ければ多い方がいい。ソフト面もハード面もバリアフリーが進むはず。その結果生きやすくなる人は確実に増える。

アミザーデは交流の目的で始まっていて、確かに交流をしているのだけれど、OB会といった雰囲気に近い。なんとなく。

お互いがお互いを知った仲で、久しぶりにあった旧友と純粋にサッカーを楽しむ。子供たちも毎年大きくなって、誰かしらが赤子を抱いてる(笑)

スタッフ、新潟パラボックス、横浜BAYFC、水沼貴史さんなんかは毎年会っていてアミザーデを心から楽しみにしている。水沼貴史をタカちゃん呼ばわり(笑)

そこには障害健常、男女、大人子供の線引きが非常に曖昧なインクルーシブな空間が広がっていた。

その空間を共有した子供、高校生、大学生は価値観が変わっているはず。

今多発しているインクルーシブフットボールのイベントが単発でなく、第2回、第3回、第10回と継続することで、「サッカー仲間との待ち合わせ場所」になっていってほしい。(パラリンピック終わっても!)

「障害理解のために楽しむ」というのが鼻につく人も中にはいると思うしSNS上でそういった意見を目にすることもある。けれど、それでも続けて付加価値が雪だるま式にくっついた先に生まれる空間があるということをアミザーデサッカー大会が教えてくれた気がする。

サッカーだけじゃなくていい。アミザーデのような空間が日本中にあれば、今自分が仕事として関わっている重度心身障害者の生活環境も変わるはず。

隣にいる人とコミュニケーションをしっかり取ること。遠回りのようで近道。複雑なことはない、いたってシンプル。その人が耳が聴こえなくても目が見えなくても身体が動かなくても。

コミュニケーションの方法はサッカーボールが教えてくれたりする。サッカーが国境も言語も超えるんだから、障害の有る無しを超えられないわけないよね。

2020年までに今開催されてるイベントがみんなの心の待ち合わせ場所になれば流行に関わらず継続するはず。

そんな待ち合わせ場所としてのイベントに育て上げれるかの企画者の体力、地頭力、想像力が未来を左右するとおもう。

残り時間は少ない。発展のために力になれるなら声をかけて欲しい。

もっと知りたい。もっと楽しみたい。もっと仲間になりたい。

そんな第18回アミザーデサッカー大会でしたとさ。

ちなみに子供たちにボールタッチを教えてきたよ。

来年までにみんなネックキャッチできるようになってるかなー。

今から楽しみ。

 

 

ソーシャルフットボールを体感して見えたもの


先日、FCポルト(横浜のソーシャルフットボールチーム)の練習に参加してきました。ソーシャルフットボールについて書きます。

ソーシャルフットボールとは、精神障がいを持った選手がプレーするフットサルで、基本的には通常のフットサルのルールに準じているが、女子選手を含む場合に限り、最大6人がコートに立つことができます。現在、全国で100以上のチームが活動しているようです。

100以上のチームというのが障がい者サッカーの中でもかなり多いと感じました。CP(脳性麻痺者)サッカーのチームは全国で10チームほどしか知りません。なぜだか。
少しかたい話をします。

日本の障害者には
身体障がい者が約400万人。
知的障がい者が約75万人。
精神障がい者も約400万人。

身体障害の年齢階層別の内訳は、18歳未満1.9%、18歳以上65歳未満28.8%、65歳以上68.7%(超高齢社会だからね!)であり、スポーツをする年代が約30%の約120万人。しかも身体障害は視覚障害(ブラインド)、聴覚障害(デフ)、肢体不自由(アンプティ、CP、電動車椅子)、内部障害と分かれていきます。

そして、精神障害の内訳は、「気分障害(躁うつ病など)」32.3%、「統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害」18.7%、「神経症性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害」19.6%、「てんかん」7.3%、と種別はありますが、ソーシャルフットボールとして一括りになっています。

しかも、年齢階層でいっても18歳〜65歳が56%と、若い人が多く、そりゃ絶対数が多いわ!というのがソーシャルフットボールです。

そしてFCポルトの練習に参加して感じたことは、誤解を恐れずにいうと「普通」ということでした。

側から見ても健常者との違いはなく、練習中にコミュニケーションを取っていても違和感を感じません。

この「普通」が当事者にとっての高い壁なのだと強く感じました。

人知れず苦しい時間を過ごされていることが多いのだと思います。

鬱なんかは根性論でどうにかなる問題でなく脳の障害です。頑張ってどうにかなる類の問題ではありません。

精神障害には「寛解」という状態があります。

寛解とは、病気の症状がほとんどなくなったものの、完全に治癒したわけではない状態。再発しないように、様子をみていく状態のことをいいます。そして、この寛解の段階が一番再発しやすい時期でもあります。

精神障害者にとってサッカーのように身体を動かすことは非常に有効であり、チームプレーや仲間とのコミュニケーションがいい作用もすれば、時によって負担になることもあると思います。

ソーシャルフットボールを治療の目的で始めるプレーヤーもいるかもしれません。しかし、精神障害者のコミュニティに属し、チームメンバーに仲間意識が芽生えるでしょう。実際ポルトは雰囲気が非常によく、チームとしてまとまっていました。

しかし、障害がなくなり、障害者手帳をもたなくなったら公式戦の出場権はありません。その葛藤が根底にあるのがソーシャルフットボールなのかなと感じました。

このことに関して自分は思いを馳せることしかできません。かつデリケートな話題であり、このブログで気分を害する人もいるかもしれません。自分が感じたことを少しだけ書かせていただきました。

プレーヤーの話をもっと聞きたい。もっと一緒にボールを蹴りたい。そう思った1日でした。

今月に愛媛でソーシャルフットボールの全国大会が開催されます!2年に1回です!

パラキートさんのブログにすごい分かりやすく書いてありますのでこちらもチェックしてください!スポーツとしてアスリートとして障害者スポーツにスポットを当てた良記事ばかりです→http://okina-para-sports.hateblo.jp/entry/2017/10/15/042651

FCポルト、関東を代表して頑張ってきてください!! 

障害者サッカーを切り口に障害を若い世代に伝えていきたい。障害に関する情報を知ることで、世の中の1人1人が少しずつ幅を拡げれば、心のバリアフリーは確かに進みます。

学校やサッカーチームなどで浅井の話を聞かせたいという人がいましたらご連絡ください。