ここから「配慮」を世界に向けて

平成最後のミキサーが終わりました。

「理想の社会縮図をコート上に作りたい」と思ってやってきました。

全然まだまだで何が必要なのかも自分自身分からないけれど、参加者のみんなからヒントを受け取ることができました。

サッカー好きが集まって一つのボールを蹴ることで、「楽しかった」という気持ち以上の感覚になった。参加した人なら共感してくれるはず。

勝つことは重要じゃなくて、ボールを通じてコミュニケーションを取る楽しさをみんなが体感できていた。そんなサッカーがあってもいいよね。

 

社会には多くの規制がある。ミキサーにもルールという規制をたくさん設けました。

浮き玉NG→電動車椅子の人は浮き玉が身体に当たることが事故につながることもある。

ウォーキングフットボール(ランNG)→多様な人がいるからフィジカルをフラットに

各チームにキャプテン指名→コミュニケーションを円滑にしてもらう

主審が旗を持つ→聴覚障害の人は笛の音が聴こえづらいから

大きいボールをビニール袋にいれる→電動車椅子の人は大きいボールでプレーするけど視覚障害の人は音がしないとボールの位置がわからない

電動車椅子の人と聴覚障害の人を同じチームにする→モーター音が聞こえないため接触リスクがあるが、味方だと自然と距離を取り合う

全員がボールに触れてからゴールしないと得点にならない→未経験者が置いてけぼりにならないように

経験者は2タッチ→初心者にボールに触れるように

あのコート上には様々な規制がありました。けれどそれは規制ではなく「配慮」。

ぼくらは配慮できないのではなくて配慮の仕方を知らないだけ。

「失敗をみんなで楽しむこと」がこの日みんなから受け取ったヒント。

フットボールを通じた未知なる社会実験がミキサーなのかもしれない。

偽善上等。それを打ち消す信頼関係がある。自分は障害者を差別していると自覚している。けれどそれは「差別」じゃなくて「区別」なんだと言われてまた前に進むエネルギーとなりました。

この川崎AFPから世界に「配慮」が拡がることを夢見て。

ミキサー運営

浅井徹

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