アミザーデの魔法2017

第18回アミザーデサッカー大会について書きます。

アミザーデサッカー大会とは

「障がいのある人とない人がサッカーを通してふれ合い、互いに理解を深め、認め合うことでアミザーデ(友情)の輪を広げることを目的にしたサッカー大会」

特筆すべきは今年で第18回になること。18年前からこういった趣旨の大会を継続しているのは滅多にない。

第18回アミザーデサッカー大会には以下の団体・個人が参加しました。(抜けてたらすみません…)

・新潟PALRABOX(障害・健常問わず活動しているサッカーチーム)

・横浜BAYFC(横浜で活動するCPサッカーチーム、自分はBAYのサポートメンバーとして帯同させていただきました)

・水沼貴史さん(サッカー界の重鎮。中・高・大・プロで日本一に輝いているのは水沼さんくらいだと思います)

・カターレ富山(3名の選手が来てくれました)

・富山第一高校男子サッカー部(全国大会常連チーム、全国制覇も記憶に新しい)

・富山第一高校女子サッカー部(最近の女子高生サッカーうますぎです。OGも参加されていました)

・チーム富山(富山連合軍?)

・星稜大学学生(アダプテッドスポーツを学ぶ岩岡ゼミの学生たち)

・子供たち(もはや主役になりつつある)

・スタッフ(岡島さんファミリー、ケンさんファミリーを筆頭に毎年本当に素晴らしい環境を用意してくださっています)

アミザーデの魔法

去年の第17回大会でもブログを書きました。→http://foot-inclusion.yokohama/未分類/123/

「本来のサッカーの楽しさを思い出すことができました」

これはカターレ富山の選手が最後にみんなに伝えた言葉。

今2020年パラリンピックに向けて、障害者との交流といった趣旨の大会が増えている。はじめましてから始まり、終わる頃には打ち解けていることで心のバリアフリーが進む。

障害者チームとしては競技の普及になるし(大切)、参加者は貴重な経験を持ち帰り人生の糧となる。

どんどんこういったイベントが多発すればいいと思う。障害との接点は多ければ多い方がいい。ソフト面もハード面もバリアフリーが進むはず。その結果生きやすくなる人は確実に増える。

アミザーデは交流の目的で始まっていて、確かに交流をしているのだけれど、OB会といった雰囲気に近い。なんとなく。

お互いがお互いを知った仲で、久しぶりにあった旧友と純粋にサッカーを楽しむ。子供たちも毎年大きくなって、誰かしらが赤子を抱いてる(笑)

スタッフ、新潟パラボックス、横浜BAYFC、水沼貴史さんなんかは毎年会っていてアミザーデを心から楽しみにしている。水沼貴史をタカちゃん呼ばわり(笑)

そこには障害健常、男女、大人子供の線引きが非常に曖昧なインクルーシブな空間が広がっていた。

その空間を共有した子供、高校生、大学生は価値観が変わっているはず。

今多発しているインクルーシブフットボールのイベントが単発でなく、第2回、第3回、第10回と継続することで、「サッカー仲間との待ち合わせ場所」になっていってほしい。(パラリンピック終わっても!)

「障害理解のために楽しむ」というのが鼻につく人も中にはいると思うしSNS上でそういった意見を目にすることもある。けれど、それでも続けて付加価値が雪だるま式にくっついた先に生まれる空間があるということをアミザーデサッカー大会が教えてくれた気がする。

サッカーだけじゃなくていい。アミザーデのような空間が日本中にあれば、今自分が仕事として関わっている重度心身障害者の生活環境も変わるはず。

隣にいる人とコミュニケーションをしっかり取ること。遠回りのようで近道。複雑なことはない、いたってシンプル。その人が耳が聴こえなくても目が見えなくても身体が動かなくても。

コミュニケーションの方法はサッカーボールが教えてくれたりする。サッカーが国境も言語も超えるんだから、障害の有る無しを超えられないわけないよね。

2020年までに今開催されてるイベントがみんなの心の待ち合わせ場所になれば流行に関わらず継続するはず。

そんな待ち合わせ場所としてのイベントに育て上げれるかの企画者の体力、地頭力、想像力が未来を左右するとおもう。

残り時間は少ない。発展のために力になれるなら声をかけて欲しい。

もっと知りたい。もっと楽しみたい。もっと仲間になりたい。

そんな第18回アミザーデサッカー大会でしたとさ。

ちなみに子供たちにボールタッチを教えてきたよ。

来年までにみんなネックキャッチできるようになってるかなー。

今から楽しみ。

 

 

ソーシャルフットボールを体感して見えたもの


先日、FCポルト(横浜のソーシャルフットボールチーム)の練習に参加してきました。ソーシャルフットボールについて書きます。

ソーシャルフットボールとは、精神障がいを持った選手がプレーするフットサルで、基本的には通常のフットサルのルールに準じているが、女子選手を含む場合に限り、最大6人がコートに立つことができます。現在、全国で100以上のチームが活動しているようです。

100以上のチームというのが障がい者サッカーの中でもかなり多いと感じました。CP(脳性麻痺者)サッカーのチームは全国で10チームほどしか知りません。なぜだか。
少しかたい話をします。

日本の障害者には
身体障がい者が約400万人。
知的障がい者が約75万人。
精神障がい者も約400万人。

身体障害の年齢階層別の内訳は、18歳未満1.9%、18歳以上65歳未満28.8%、65歳以上68.7%(超高齢社会だからね!)であり、スポーツをする年代が約30%の約120万人。しかも身体障害は視覚障害(ブラインド)、聴覚障害(デフ)、肢体不自由(アンプティ、CP、電動車椅子)、内部障害と分かれていきます。

そして、精神障害の内訳は、「気分障害(躁うつ病など)」32.3%、「統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害」18.7%、「神経症性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害」19.6%、「てんかん」7.3%、と種別はありますが、ソーシャルフットボールとして一括りになっています。

しかも、年齢階層でいっても18歳〜65歳が56%と、若い人が多く、そりゃ絶対数が多いわ!というのがソーシャルフットボールです。

そしてFCポルトの練習に参加して感じたことは、誤解を恐れずにいうと「普通」ということでした。

側から見ても健常者との違いはなく、練習中にコミュニケーションを取っていても違和感を感じません。

この「普通」が当事者にとっての高い壁なのだと強く感じました。

人知れず苦しい時間を過ごされていることが多いのだと思います。

鬱なんかは根性論でどうにかなる問題でなく脳の障害です。頑張ってどうにかなる類の問題ではありません。

精神障害には「寛解」という状態があります。

寛解とは、病気の症状がほとんどなくなったものの、完全に治癒したわけではない状態。再発しないように、様子をみていく状態のことをいいます。そして、この寛解の段階が一番再発しやすい時期でもあります。

精神障害者にとってサッカーのように身体を動かすことは非常に有効であり、チームプレーや仲間とのコミュニケーションがいい作用もすれば、時によって負担になることもあると思います。

ソーシャルフットボールを治療の目的で始めるプレーヤーもいるかもしれません。しかし、精神障害者のコミュニティに属し、チームメンバーに仲間意識が芽生えるでしょう。実際ポルトは雰囲気が非常によく、チームとしてまとまっていました。

しかし、障害がなくなり、障害者手帳をもたなくなったら公式戦の出場権はありません。その葛藤が根底にあるのがソーシャルフットボールなのかなと感じました。

このことに関して自分は思いを馳せることしかできません。かつデリケートな話題であり、このブログで気分を害する人もいるかもしれません。自分が感じたことを少しだけ書かせていただきました。

プレーヤーの話をもっと聞きたい。もっと一緒にボールを蹴りたい。そう思った1日でした。

今月に愛媛でソーシャルフットボールの全国大会が開催されます!2年に1回です!

パラキートさんのブログにすごい分かりやすく書いてありますのでこちらもチェックしてください!スポーツとしてアスリートとして障害者スポーツにスポットを当てた良記事ばかりです→http://okina-para-sports.hateblo.jp/entry/2017/10/15/042651

FCポルト、関東を代表して頑張ってきてください!! 

障害者サッカーを切り口に障害を若い世代に伝えていきたい。障害に関する情報を知ることで、世の中の1人1人が少しずつ幅を拡げれば、心のバリアフリーは確かに進みます。

学校やサッカーチームなどで浅井の話を聞かせたいという人がいましたらご連絡ください。

介護福祉士受験者数の激減は追い風だ

介護って感性とか人柄大切。故に介護福祉士の資格をとってもとってない人と何が違うの?って状況になっちゃう。

だから給料もてんで変わらない。専門性が分かりづらい。けど、一応資格取っとくかーって感じで取れてしまう。

きっと受験者数激減は追い風。

例えば、新人教育は介護福祉士が担う。利用者さんのパーソナリティー以外な部分を論理的に、科学的に介護を伝えることができる人になる。

介護福祉士の資格所有者はユニフォームの色が違ってもいい、腕章でもバッジでもアームバンドでもいい(出来ればカッコいい感じで…)。

周りと視覚的にも差をつける。そうすると、誇りが生まれて責任感も出る。自ら専門性に磨きをかける。

この場合、介護福祉士を取るのに指導者講習的な科目を必修にしてもいい。

介護福祉士の質をアップデートさせるのが「認定介護福祉士」の仕事でもいい。施設内研修や法人内研修、講演会を任されてもいい。認定介護福祉士はそれ相応の報酬を得る。

そうなると認定介護福祉士は「頑張ればなれる」以上のものを求められていい。面談をパスしなきゃいけないとか。

なかなかなれない職業、難しい、高収入、かっこいい仕事は憧れられる。若者が目指す仕事になる。必然的に質があがる。

介護福祉士受験者数激減は追い風だ。

受験資格についてはこちら

 

介護は誤解されている⁉︎

介護職が誤解されている。

月9ドラマでは介護職の大変な部分にフォーカスがあてられ、川崎のSアミーユ事件では、介護のストレスが犯罪を駆り立てたと思われている。

はっきし言って介護より大変な仕事なんてたくさんある。この仕事の魅力がプライバシーという名のカーテンのせいで世間に見えなくなっているだけ。

世間のイメージは介護のルーティンワーク。起こして、食べて、排泄して、移乗して、寝かしてって。

ルーティンワークなんて全部できてスタート地点。まだ0。そこからが仕事。よく見て変化に気づく、生活しやすい環境を整える、五感でコミュニケーションをとる、利用者を色んな意味で守る。

生活の場としてそこにいる利用者がビジネスライクにこちらと取り合ってくれる人がいるわけがない。もしいるのであれば、それは「気遣い」か「生活を諦めている」かだ。

 

そんな人たちとどう折り合っていくかが介護だと思う。

この人どんな仕事でも出来るだろうなーという人が介護職にいる。その人はこの仕事の魅力を知っている人なのだと思う。高くない給料で(そこは認める)やるだけの価値はある。

ある人が言っていた。「こんなおもろい仕事他にないで。」(関西人)

きっと他の仕事と同じくらいの魅力くらいは介護にもある。

 

(過去記事の再投稿)

福祉✖︎FOOTBALLの授業

九段中等教育学校2年生に向けて総合の授業として「福祉✖︎FOOTBALL」のテーマで話をしてきました。

 

この授業をするにあたって今回は多くの人の協力を得ました。この場を持ちまして感謝申しあげたいと思います。

中学時代の同級生にインタビュー、各障害者サッカーを通じて障害の話をする、生活支援員という仕事について、など自分だけの視点だけでは語り尽くせませんでした。

中学時代の同級生として柏木幸英、上原由美、高橋忠明、鹿島良太の4名。自分たちが大人になった時のことイメージ湧いてくれたと思います。

森崎さんからはテーマのアドバイス。ほにゃららを埋めてもらいました。

 

ALS協会神奈川県支部のみなさんからもアドバイスを頂きました。学生たちはアイスバケツチャレンジに大変興味があり、お陰様でALSについてもお伝えできました。

デフから仲井健人さん、ブラインドから落合啓士さん、CPから戸田哲也くん、佐々木周也監督、アンプティから新井さん、ソーシャルからシカやん、電動車椅子から三上さん、FID(知的障害)からは稲葉監督と各方面からご協力を頂きました。

 

「今までの総合の授業でこんなに生徒が前のめりに聞いたことはない」と有難いお言葉。

自分が働いている施設の利用者さんにも、「車椅子の方を見かけた時に気にしてほしいこと」などを話してもらいました。内容は施設利用者の自治会で話し合われたこと。

 

たくさんの想いが詰まった授業、中学生にしっかり伝わったと思います。

みんなが電動車椅子にのれば同じ環境でプレーできるよ、みんながアイマスクをつければフラットだよ。デフの練習に行けば聞こえてる人が障害を感じるんだよ。

障害は外的要因ってこと、みんなの気持ちの中に障害があるってことすごい伝わったと思います。

そして、フリースタイルフットボールでみんなが一つのことを楽しめる共通項があるってことを突き付ける⚽️

最後にこのような機会を作って頂けた岩瀬俊介先生(ゴマキさん)!また機会あれば呼んでくださいm(_ _)m

 

小学校〜大学、サッカーチームでの講演の依頼お待ちしてます→cube_toru@yahoo.co.jp

福祉のイメージチェンジを〜当事者講演実施中〜

最近とあるトークショーで福祉の最優先事項はイメージチェンジというお話を聞き、このタイトルにしてみました。

先日、法政大学で「施設利用者の生活」というテーマで講義をしてきました。

利用者の方にも施設での生活、これからのビジョンなどを語っていただきました。

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【リエゾン笠間】
自分はリエゾン笠間という大船にある障害者支援施設で支援員をやっています。施設の特色としては医療的ケアが充実していること。看護師が 24 時間 365 日常駐していること、看護師じゃない人も医療的ケアの手技を獲得してる人が多い。

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医療的ケアが生活に溶け込んでいるとどうなのか?痰の吸引、経管栄養による食事をオンタイムで提供ができる。痰が絡んで苦しい時間が少なくて済む、食事に時間が割かれ余暇がなくなることもない。

【大桟橋で集合写真】
50 人を 20 グループに分け、出発時間と使用する駅を変えます。 JR などで 1 度に車椅子の方を誘導する人数には限りがあるからです。
ですので、時間をずらしながら、大船駅と港南台駅に分かれて出発、帰りは桜木町駅と石川町駅に分かれて帰宅。「大桟橋だったら関内駅もあるんじゃない?」と思ったあなた。ノーノー。神奈川県庁の最寄のはずの JR 関内駅にはエレベーターがないため車椅子ユーザーは JR 関内駅を利用できないのです。
次に食事。各グループでお店を予約し、バリアフリーが整っているかの確認は欠かせません。そして、食事を常食で食べる方、きざんで食べる方、ミキサーにかけて食べる方、または経管栄養でお腹に注入する方、栄養剤を滴下する方など様々です。飲食店で最初からミキサーにかけて提供してくれるお店もありますが、そうではないお店もあります。中華街の少しリッチなお店でキレイに盛り付けられたシェフこだわりの 1 品(かどうかは知りませんが)も迷わずミキサーかけます。食事前には痰吸引が必要な方もいます。お店入るとコンセントの位置を確認するのは重度障害者支援者のあるあるです。医療的ケアが日頃から溶け込んでいるからこそ、この大人数で 20 グループに分かれても臨機応変な対応が可能でした。

引きで。
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【愛雪】

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新田勲さんという脳性麻痺の方が書いた本があります。この方は 1970 年代頃に府中療育センターという施設で利用者として入所されていました。その当時の生活や自らの恋愛についてなどを記している本です。施設生活の不満、施設職員のブラックな面を当事者の立場から発信されています。以下文章を学生たちの前で読みました。

「重度障害者の立場から言わせてもらいます。確かに重度障害者施設で働く職員の方はすごく大変だと思います。また、そういう仕事をする方は、温かいお気持ちを持って、お世話してくださっています、ここらで施設で働く職員の方に考えて欲しいのは、施設のなかにどうして朝起きることから寝ることまで規則をつくるのかといえば、職員の仕事をしやすくするため以外のなにものでもありません。もし、一人の障害者が規則以外の時間に食事をとるとしたらどうなるでしょうか。それだけ職員の手を煩わし、労働荷重となってくるのです。それが一人、二人ならまだいいのですが、食事、風呂、その他全部の障害者することなすことまちまちだったら、そこで働く職員にすごく負担が生じるのは確かだと思いますが、でもそれだからといって何もかも封じた管理者の決めた日々の生活を押し付けてもいいのでしょうか。確かに団体生活のなかでは規則や規律は大切ですが、でも障害者が施設に入る状況を考えて頂きたいのです。私たちは自分から進んで施設に入るのではありません。親、兄弟、複雑な生活の苦しみを歩んで施設に閉じ込められるのです。施設しか生きる場がないからです。すなわち、私たちは施設に一生生活していく場として入るのです。」

どんなに綺麗な気持ちで仕事に取り組んでいても、業務に追われた末に利用者の前で見せてしまう表情、声の湿り、利用者間ヒエラルキーに伴う介助量の偏り。施設が現状の制度と予算で成り立ち、第 3 者の目を多分に入れない限りは愛雪の 1 節と現在の施設の本質は変わらないと思います。

 

リエゾンの利用者さんにもお話をして頂きました。この方のお話の背景が学生に伝わるように愛雪の文章を事前にお伝えしています。職員との人間関係についての悩みや、人に介助をされながら集団生活をするということは自由が少ないということ、自分の願い通りに生きることが難しいこと、福祉の勉強をしているみなさんに力になってほしいこと、などを伝えてくれました。

リエゾンは施設としての取り組みとしては面白いことをやっていると思います。けれど明るい華やかな面だけを学生に伝えるのはあまり良くないと思うのです。良いところと悪いところをしっかり伝えた上で学生たちに考えてほしいのです。福祉以外の仕事をする人も多いであろうみなさんだから尚更。みなさんが支えていく社会には少なからずこんな人もいるんだよと。各分野に散るからこそ、福祉のイメージをいい方にも悪い方にもぶっ壊してから再構築してほしいという気持ちがありました。

【学生のリアクション】
100 枚近いリアクションペーパー読ませていただきました。
学生たちは相模原で起きた凄惨な事件を受けて、障害者施設に対するイメージが迷走しているようでした。リエゾン笠間で行われるイベント、日中活動、余暇、作業、旅行、終末期への支援を知る事で明るい兆しを見出してくれた学生もいれば、施設職員としてどうあるべきかという点を人間の脆い部分からしっかり目を逸らさずに考えを書いてくれている学生もいました。「家」と「施設」の違い、「施設」と「病院」の違いについてしっかり伝わっていることが伺える文章もありました。

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【利用者自治会の目的】
リエゾンの自治会では、外部でお話をする機会を募集しています。利用者自身が講義をすることで社会との接点を持ち、自分の価値観を施設の外の世界で確認できる貴重な場と考えています。ボランティアやインターンの PR をすることで利用者と関わる人が増え、利用者の生活の質が少しでもよくなればという目的で試行錯誤の段階ではありますが動き始めたところです。自分はサポートしている立場です。ありがたいことに次回は中学校での講義依頼を受けています。是非、そのような立場にある方でもし依頼したいという方は是非ご連絡ください。

最後に、今回このような機会を設けてくださった伊藤正子先生、本当に有難うございました。

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指先のファンタジスタ

本日川崎ラチッタデッラにあるフットサルショップRODA、THE CAMP cafe&grill、adidas FPの5周年パーティー!

障害者サッカーの電動車椅子サッカーがコラボで出演するとのことで行ってきました。

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電動車椅子サッカーからは横浜クラッカーズの三上勇輝選手、紺野勝太郎選手がチームを代表して参加されていました。

電動車椅子サッカーは7号球でだいぶでかい!!そのボールで選手と対面パスや、電動車椅子サッカーのルールを取り入れてのフットサルの試合を参加者が体感!

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参加者はボールのでかさに驚きながらもわいわいエンジョイして電動車椅子サッカーの深さを感じてる様子でした。

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自分自信、何回か電動車椅子サッカーを観ていたけど、実際に自分が動いて面白さが身に染みて分かりました。

サッカーに限らない。何事も体感しなけりゃいかん。電動車椅子サッカーの試合の見方が全く変わるな。

電動車椅子サッカーのルールの2on1は男女MIXのフットサルに取り入れたら相当面白くなると感じました。

日本代表の顔、三上勇輝、これからの日本を背負う紺野勝太郎とビール呑んで作戦会議。

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来年1月21日に横浜ラポールで大会があるとのこと。サッカー好きはまず観てください!

自分はフリースタイルフットボールを通じて同じサッカーボールを蹴る仲間っていうのを伝えていきたい。

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三上さん、オレはあんたのことおっさんだと思っていたよ。

何これ⁉︎”温かい熱”の正体

【第40回戸塚区民まつり】

今年7月に戸塚駅直結トツカーナB1Fにオープンした「ダンススタジオUNISTA」で球舞も出演してきました。しかも新メンバーSakuraと!中1女子!

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天気に恵まれた上に、お客さんたちにも恵まれ楽しく愉快にパフォーマンスすることができました。球舞Sakuraを今後も宜しくです!
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川和高校サッカー部の阿部先輩も応援に来てくれました。超ありがとうございます!!

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デッカちゃんです♪
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そしてラストUNISTAの生徒さんたち、インストラクター達のステージに何か”温かい熱”を感じた。
よくあるキッズダンスの発表会、それを教えている先生たちのダンス。
大きく特別なことはないステージなはずなのになんだか”温かい熱”。何これ!?

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イベント終了後のスタッフの話を聞いてその正体が少しわかった気がした。

7月にオープンをしてダンス初心者のキッズが多くいる中、途中で泣いて投げ出しそうになる子もいたらしい。

引っ込み思案で自分からは発信をしなかった子が、できないことを悔しいと思い、先生に質問をするようになったことに先生は子供の成長を感じたという。

本番までにはとても間に合わないと半ば諦めそうになっていたが、子供達は家で猛練習をしてきて本番直前に急成長したそうだ。

そして本番、産まれて初めてのステージが超満員の観客席。緊張して動けなくなっても不思議じゃない。

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緊張した面持ちのキッズたちは、普段聴き慣れた音楽が流れると小さい体をおっきく動かして練習の成果を惜しみなく魅せつけていた。

それを見守るスタッフの目には涙。ミスやズレなんか小さなことはどうでもよくて、ステージに立つだけで凄いこと。

感じた”温かい熱”は観客の数でも、やけに強い日差しのせいでもなくて、想像を超えてきたキッズダンスとそれに感動している先生、親御さんたちが出していた。

たくさんの練習と緊張のステージを乗り越えて子供達は自信を手にしたようだ。性格が変わったようにカメラに映りたがる子供達。

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子供が達成感を味わって自信をもつこと。ダンスを通して成長すること。これって自分がサッカーボールを通して伝えていきたいこととそっくり!

そんな経験をサッカーキッズに味わってもらうべく、球舞塾in横浜をまた企画しますよ!

そんなダンスもフリースタイルフットボールも習うことができるUNISTA要チェックです!特筆すべき点は障がい者クラスがあるとこ!子供が障がい理解を楽しんでできる場になったらいいなぁ。

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UNISTA HP→http://dance-unista.com/

転んだ後が大切なんだ 〜サッカー選手、大橋佳介が拓いた道〜

「なんだ!全然かわいそうじゃないじゃん!」

とある小学生が大橋佳介に向けて発した言葉。

大橋佳介、通称ケイは元日本代表のサッカープレイヤー。

彼の人生を記した(12年も前だが)「蒼き戦士〜さらなる夢を追い続けて〜」を読んで、たくさんの人にケイさんを、CPサッカーを知ってもらいたいと思って今ブログ書いてます。

ケイさんは生まれながらの脳性麻痺の障害を持っている。脳性麻痺は出生時に胎盤から切り離された後の自発呼吸を始めるまでの間の酸素欠乏が原因とされている。

脳性麻痺は様々なタイプがあり、ケイさんはアテトーゼ型。アテトーゼとは、意識とは関係なく起こる筋緊張や不随意運動。ある動作をしようとした時に関係のない部位にも力が入ったり、全身がビクッとすることによって、一見踊ったような動きが現れる。精神状態が身体状態に強く影響を与え、心身のバランスを保つことだけで相当な体力を要する。

ケイさんは普通学級で健常者の中で過ごすことにより様々な悩みや葛藤を経験してきた。健常者の中で過ごす経験、障害者のみで過ごす経験を経たケイさんは文中でこう言っている。

「日本社会はもっと障害者と健常者を一緒に教育させるべきなんだ。俺のようにね。子供のころから同じ環境、同じ空間で過ごしてくれば、健常者は障害者との接し方も分かるし、障害者としても気持ちを分かってもらえる。一緒に育ってきていないから、健常者は大人になってから障害者との接し方に戸惑い、抵抗が出るんだ。そして障害者は障害者だけで固まってしまうことが多いから、立場がいつも弱くなり、偏見も生まれてくる。大人になってからでは、たとえ頭で障害のことを理解しても、本当の意味での壁はなかなか取り払えないんだよ」

ほんとそう。自分も頭で障害を理解してても障害を持つ人と接する時に自分の中のスイッチがある。ただ、大学を卒業して様々な障害を持つ方と話をして、仲間になるたびにそのスイッチが必要なくなってきている。…気がする。

このブログを読んでいる人もそういう人が多いと思う。幼い時から障害を持つ人と関わる機会が少ないから抵抗が生まれる。頭が硬くなってからその抵抗を無くそうとしても難しい。ならば、自分の子供や若い世代に障害理解を促すことはかなり重要だと思う。ほんと行政レベルでやったほうがいい。

ケイさんはCP(脳性麻痺者)サッカー元日本代表の10番を背負った男であると同時に、10年以上前(もっと前?)から健常者と障害者がサッカーを通して交流する機会を生みだしている先駆者。先日のアミザーデでこの方と知り合えたこと、アミザーデをパフォーマンスで華を添えれたことが嬉しくてたまらない。

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CPサッカーは7対7で、オフサイドはなし。スローインはアンダースローでOK。あとはサッカー。観てて分かりやすいし、面白い。ただ、ケイさんの言うCPサッカーの見どころを知って鳥肌が立った。

「片足を引きずるような格好で走っている姿は、決して格好いいとは言えない。だけど、俺たちCPにしてみると、転んだとしたら、その次のプレーが大事なんだ。そして、そこから立ち上がった俺たちの姿を見た人が、何をどう感じるかが大切なんだ」

人生で大切なこと体現してるんだこの人たち。これだからサッカーは面白い!CPチームとの練習試合に参加見学したい方ご連絡ください。パフォーマンス依頼も!

10月1日は相模原ギオンスタジアム
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10月29.30日は日本選手権in岐阜
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この本は日韓ワールドカップの時、新潟ビッグスワンでのCPサッカー日韓親善試合を企画してケイさん自身が10番つけて出場する話だったり、新潟パラボックスという健常者と障害者ごちゃ混ぜチームの結成だったり、ケイさんの破天荒ぶりだったり(笑)様々なことが書かれてるのですが、それは直接読んでもらえれば!いや、読むべき!

横浜✖︎新潟

子供達にサッカーを通して障害理解を促すことをしていきたい。リフティングパフォーマンスで皆に楽しんでもらいたい。障害も国籍もサッカーボールで超えていけることを体現できる自分になれるよう日々精進。

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ケイさん!次は攻めていきますよ!

アミザーデの魔法〜サッカーを通して交流の輪が広がる〜

「一人でも多くの障害者(児)、健常者が、サッカーをとおして、より多くの人と出会い、ふれあい、交流することにより、互いに理解しあい、認め合いながら交流の輪を広げ、豊かなスポーツライフを築いていく」

そんな想いが込められたアミザーデサッカー大会に初参加、球舞としてパフォーマンスもさせていただきました。

まず初めに、主催の岡島さんご夫婦、運営スタッフの皆さん、水沼貴史さん、新潟パラボックス、横浜ベイFC、富山第一高校女子サッカー部、富山第一高校男子サッカー部、高岡商業高校女子サッカー部、星稜大学岩岡ゼミ、アミザーデを支えてくださった全ての方々、本当にお疲れ様でした!そして、ありがとうございます。

そして信じられないことが今年で17年目ということ。

岡島さんの想いがど真ん中にあり、その想いを支えたいという人たちがいる。その想いに共感してまた参加したいという人たちがいる。またお手伝いをしたいという人たちがいる。その人たちにしっかりと感謝する岡島さんご夫婦と運営スタッフたちがいる。

そんな循環で温かな交流の輪がどんどん広がっていく。この大会の本質はそこにあるのだと思う。

何かをするのができないことはできる人がすればいい。

聴こえない人にちゃんと伝える。麻痺のある人の靴紐を結んであげる、荷物を持ってあげる、トラップしやすいパスを出してあげる。そんな支え合いがごく普通に自然な光景としてそこにある。

身体的にハンデがある人を高校生や大学生がお手伝いをしているけれど、お返しに学生たちは「大切なもの」を受け取っている。アミザーデすげぇ!

普段は勝ちにこだわってサッカーをしている高校生たちは本当に貴重な経験だと思う。普通の高校生ではできない経験をしたということを誇りに思ってほしいな。
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中学、高校、大学、プロの各ステージで日本一をとっているレジェンド水沼貴史さんがアミザーデにゲストとしてではなく仲間として参加しているのも納得。

水沼さん

もうね、伝えたいこと全部書いたら収集つかなくなるんで控えます(笑)

ただ、自分がやっていきたいこと、進んでいきたい道に輪郭を与えてくれた3日間でした。

福祉✖︎FOOTBALL続けていこう。

横浜ベイFC✖︎新潟パラボックス!
横浜✖︎新潟

アミザーデについてのディスカッション!
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みんなでネックキャッチ!おじょーず!
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大橋さんと!大橋さんは「蒼き戦士」という本でとりあげられている方です。
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大橋さんのゴールには特別な意味があります。
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アミザーデ本当にありがとうございます!お世話になりました!
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